「大丈夫かな」、「上手くいかなかったらどうしよう」、「恥をかきたくない…」。人前で話すとき不安に押しつぶされそうになることがありませんか? 誰だって同じ気持ち?いえいえ、伝えたいことを上手く話せない人もいれば、このドキドキを「自分への期待」と前向きに転換させられる人もいます。 ここでは『スピーチプレゼンはまず3秒黙りなさい』の著者、森裕喜子さんにドキドキをワクワクに変える5つの方法を紹介してもらいましょう。 01. 何よりもまず、一生懸命。 誠意をもって話す 歌手でタレントの武田鉄矢さんが、まだデビューして間もないころ、どうしたらうまく歌えるかを先輩歌手に相談したら、こう言われたそうです。 「お前の歌なんてはじめから下手なんだから、お客は誰も期待していない。だから、うまく歌おうなんて考えるな。できることは、とにかく一生懸命に歌うこと。お客が見たいのはお前が必死に歌っているところだけなんだ」