約3年にわたる改修休館を経て、3月29日にリニューアル・オープンを迎える東京・清澄白河の東京都現代美術館。今回のリニューアルではいったい何が変わるのか?
『叫び』を描いた画家エドヴァルド・ムンクの作品を数多く所蔵するムンク美術館が、変換期を迎えている。その舵取りは、挑発的・斬新であり、そして物議を醸すものだった。今回の騒動で、ノルウェーという国でのムンクの存在の大きさ、芸術とメディアのあり方の面白さが浮かび上がった。 ぺドフィリアの言葉がついてまわる芸術家とムンクを並べる事の発端となったのは、2015年1月31日から4月12日に開催されていた「メルゴール+ムンク」展だ。他のアーティストとムンクの作品を並べて「共演」させようという初の試みで、その第一段目の展示だった。ノルウェー出身のビャルネ・メルゴールは、現在ニューヨークを拠点に活動し、ノルウェーを代表する現代で最も重要なアーティストの1人として評価されている。 メルゴールには、黒人女性が「椅子」となった作品「チェア」をはじめとして、「差別的だ」と批判されがちな作品も多い。特に、幼児・小児に
人やモノに感化されるコトなどない、と信じて生きてきたわたしだが、かつて、秘宝館に行ってしばらくの間、 町中のなにもかもがエロいモノに見えてしまう秘宝館病という病に冒されたことがあった。 あれから8 年、今度はアートの島に行って、なんでもアートに見えてしまうという不可解な現象に襲われてしまった。 ずっとひねくれていると思っていたのだが、あれ? もしかしてわたし、素直なんじゃねーの? しかも、とびっきり。
「メディア芸術データベース(開発版)」にアクセスいただきありがとうございます。 2017年3月31日より、「メディア芸術データベース(開発版)」のURLを変更いたしました。 ブックマーク(お気に入り)に旧サイトを登録されている場合は、 新サイト(https://mediaarts-db.bunka.go.jp)へ変更をお願いいたします。 10秒後に自動的に新サイト(https://mediaarts-db.bunka.go.jp)に移動します。 Thank you for accessing the Media Art Database (Development Version). On March 31 2017, the URL for the Media Art Database (Development Version) changed. In ten seconds, you w
芸術家・岡本太郎さんをテーマにしたアートニュースサイト「PLAY TARO」が、岡本さんの誕生日である2月26日(木)にオープンしました。「太郎と向き合い、真正面からぶつかっている人」を、著名なクリエイターから無名の若者まで幅広く紹介していくとのこと。オープニングとして、タレント・きたろうさんやイラストレーター・タナカカツキさんらを招いたインタビューなどが公開されています。 ▽ PLAY TARO | 太郎と遊ぶ、太郎で遊ぶ。岡本太郎を中心とした新しいアートサイト PLAY TAROというサイト名には、「太郎と遊ぶ、太郎で遊ぶ」という意味だけでなく、「太郎を再生させる」との思いも込められています。同サイトをプロデュースする公益財団法人 岡本太郎記念現代芸術振興財団は、サイトを「リアルタイムで岡本太郎と“ぶっつかる”メディア」と表現。“ぶっつかる”は岡本さんが生前によく使っていた言葉だそうで
下記の記事を読みましたー。 けいろー(id:ornith)さんの、「良い」「悪い」が分からないので「好き」「嫌い」で考えるという美術館の楽しみ方はまったく正しくて、というか正しいとか正しくないとかそもそもないので、反論というわけではなく、補足です。 なお、後半は元記事をはなれて話がとんでもなく飛躍しておりますので、ご注意ください(けいろーさんごめんなさい)。 「好き」「嫌い」のその先 美術、映画、小説、その他諸々のさまざまな芸術作品を鑑賞するとき、けいろーさんがいうように、基本的には「好き」とか「嫌い」とか「面白い」とか「つまんない」とか、そういった基準で考えてOKだと私も思います。知識があればもっと面白い発見ができるかもしれないけど、それは絶対ではありません。 でも、このブログでいつも美術やその他諸々の芸術作品のことをエラソーに取り扱っている私としては、これを読んでくれているみなさんには
さて、はっきりいって、廃棄物放置場所と化しており、全く更新してなかったこの日記でありますが、 いしかわじゅん氏「安彦良和は動きがかけない」⇒安彦氏「アニメーターの僕に、動きが描けないだって?」(「王道の狗」白泉社版4巻から) こっちのエントリを読んで思う事があったので更新しときます。内容は「映像コンテンツにおける動き」です。 まあ、上記のエントリの話は、いしかわじゅんが「安彦良和は動きがかけない」って批判してるわけなんですけど、これねえ、 こっちでアニメーターの西澤晋が全く逆のこと言ってて面白いんですがね(ちなみにこの本はとても良い本で絵を勉強してる人なら一読の価値があります)。どんな話かってーと、この本の野球のバッティングの4サイクルプロセスって話の所なんですが、引用しますが、 アニメの場合はすべての行程を描くことができますが、漫画はその中の一枚ないし二枚で動きを表現します。しかも、すべ
「Final Media」を高らかに宣言し、2010年にスタートしたDOMMUNEは、恵比寿地下に潜伏するライブストリーミングチャンネル / スタジオであると同時に、主宰する宇川直宏の現在進行形のアートワークでもある。世界に向けて生中継される多種多彩なジャンルのクリエイターらによるトークと、有名DJによるプレイ中継は、宇川自身がキュレーションし、映像のスイッチングも行う。それは無数の情報と、フロアの興奮に共振する宇川の身体性をネットを介して世界に伝播させるパフォーミングアーツであり、現代における呪術の連鎖とも言えるだろう。あなたがこれを読んでいる今も、宇川は自身のミーム(模倣子)を、世界に向けて吐き出し続けているのだ。 さて、そのDOMMUNEは現在、秋葉原と上野の間にある「3331 Art Chiyoda」に放送局を出張中だ。『DOMMUNE University of the Arts
もちろん「自称」ではなく、多くの人からマンガ家でありアーティストでもあると認知されてきた「ろくでなし子」さんが、自分の性器の3次元データをネットで配布したという容疑で逮捕された。彼女はもともと、近代社会において女性器が「見せてはならないもの」「その名で呼んではならないもの」とされてきたことに対して強い問題意識を持ち、女性器は手足と同じ現実的な身体の一部であり、ちゃんと視覚的に表象し、またその唯一の呼び名である「まんこ」を、男の性的好奇心に汚された語感から解放して、もっと明るく普通に使おう!という方向で、表現活動をしてきた人である。 女性身体の表象や言語表現をめぐるこうした抵抗運動自体は、けっして今にはじまったことではない。ぼくが大学に入った頃、中山千夏さんが『からだノート』という本の中で、女性は恥ずかしがらずに自分の性器をちゃんと見よう、そして抵抗はあるかもしれないけれども、女性器を呼ぶ普
さまざまな意見があることは分からなくはないですが、彼女の逮捕は間違っていると思います。 彼女ってだれって?あぁ、「ろくでなし子さん」の事です。 普通の人、知らないですよね? 僕は友人がとても親しくしている人なので、今日のニュースには驚きました。 ◆局部の3Dデータ配布容疑 自称芸術家の女を逮捕(共同通信) 久しぶりに見た。 警察、検察の悪意まみれの情報操作。 や~れやれ、という感じです。 この話、全部裏側を話しておきますね。 もうね、普通の方は何が何だか分からないって感じだと思うんですけど、ある女性が逮捕されたんです。 その人の名前は「ろくでなし子」さん。彼女は自身の女性器を3Dプリンターでスキャン。そのデータをメールでデータ送信した 「わいせつ電磁的記録頒布の疑い」 で逮捕されたわけですね。 はい、何も知らない皆さん、これだけ聞いて、どうお感じになりますか? ・「自称芸術家」?怪しいぃぃ
「ろくでなし子」というペンネームで、女性器をモチーフとした創作活動を行っていた女性漫画家が、わいせつ電磁的記録頒布の疑いで逮捕されていたことが7月14日、わかった。女性は容疑を否認しているという。 報道によると、女性は今年3月20日、香川県の男性に、自分の女性器の形を復元できる3Dプリンタ用のデータを送信した疑いが持たれている。女性は自らの性器をモチーフにした小型ボートを制作するため、ネット上で支援を呼びかけ、この男性は3000円を寄付していたという。 女性は2012年に『デコまん アソコ整形漫画家が奇妙なアートを作った理由』という単行本を出版。国内外のメディアに取り上げられ、今年5月には都内で個展を開催していた。 今回の逮捕を受けて、弁護士ドットコムは、女性の勤め先であるアダルトグッズストア「ラブピースクラブ」代表で作家の北原みのりさんに話を聞いた。 ●「表現者として海外からも注目されて
国立台湾芸術大学の生徒が卒業制作として作成した、1人の盲目の少女を通して見る世界を描いたアニメーション作品「Out of Sight(敲敲)」の完成度が高く、YouTubeでの再生回数も300万回を突破し、称賛のコメントが多数投稿されています。 Out Of Sight http://evaty.main.jp/oos/e_info.html ムービーの詳細は以下から確認できます。 Out of Sight (敲敲) - YouTube 作品名はOut of Sight、「目の見えないところ」という意味。 1人の盲目の少女が盲導犬を連れて、歩道を歩いています。 少女の後ろを歩いていた男性が突然少女のかばんをひったくって逃走。 犬がかばんを奪った男を追いかけて猛ダッシュするので、犬に引っ張られて少女も走る羽目に。 犬は木の板がはがれてできた穴に入っていってしまい、1人取り残される少女。盲目の
NHKからこのtogetter経由で私のチームラボとKAGEMUの比較記事にアクセスがありました。つまりNHKの中の少なくとも一人の方がこの問題を把握していると考えて良いでしょう。 http://ocncn1800.tumblr.com/post/15395584940/nhkip 2011年NHK紅白においてチームラボの手がけた「嵐」の演出。これにはKAGEMUの演出との類似が指摘されています。過去のチームラボ作品にもKAGEMU作品との類似が。東京大学発のベンチャーであり、ウルトラテクノロジスト集団を自称する企業「チームラボ」は、過去に商標権・著作権の疑いのあるホテル「カオスサンライン」を手がけており、更にはpixivが赤雪姫氏のイラストを無断改変使用した件にも関わっているそうです。 KAGEMUのBLACKSUNとチームラボの作品の類似性検証については下記の記事でもまとめています。
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