VMwareをはじめ、クラウドの基盤を提供しようとするソフトウェアベンダにとって共通のビジョンが、データセンターの機能をすべてソフトウェアで実現するSoftware-Defined Datacenterの実現です。 VMwareは、すで昨年のNicira Networksの買収によってネットワークの機能をソフトウェアで定義するSoftware-Defined Networkを手中にし、そして昨日、Software-Defined Storageを実現するソフトウェアベンダのVirsto(ヴァースト)の買収を発表しました。 Virsto(ヴァースト)は、物理ストレージレイヤの上位でストレージを抽象化するソフトウェアです。 仮想環境のストレージ性能を最適化 Virstoは仮想サーバが稼働しているハイパーバイザ上で実行するソフトウェアで、ハイパーバイザからストレージ機能をオフロードし、各仮想サー
P2PベースのDropboxとでも言うべきLifeStuffが、MaidSafe社から明日9月5日に公開予定となっています。Unlimited、Secure、Free*を売りにしているLifeStuffについて、公開情報をもとにまとめてみます。 非常に高い技術で作られたとおぼしきこのアプリケーションが公開直前なのにもかかわらず、海外含めあまりに話題になっていないので、本当に公開されるのか気になってしまうのですが、実際に公開されれば、はかなりインパクトのあるものだと思います。 私の研究領域である構造化オーバレイというPeer-to-Peer由来の技術が利用されているため、とてもそそります。私の研究成果が活きないか、とか考えつついろいろ読みあさった結果を紹介します。 追記(2012/09/05):公式情報によると、「バグが見つかった関係で、公開は今週末以降になりそう」とのことです。また公開され
「ストレージの事前検証が十分にできなかった」さくらインターネット田中社長、クラウドのストレージトラブルの原因について さくらのクラウドで昨年から発生したストレージのトラブルについて、さくらインターネットは今日、詳細な報告書を公開しました。 Publickeyでは同社代表取締役社長 田中邦裕氏、さくらインターネット研究所 所長 鷲北賢氏に対してインタビューを行い、トラブルを引き起こした原因がどこにあり、その教訓は何なのかを聞きました。 ストレージトラブルの教訓は「リスクを引き受けるため、十分に検証せよ」 ──── 「さくらのクラウド」でのストレージのトラブルについて、今回報告書を公開され、また新たな自社製ストレージも発表されました。これまでを振り返っていただくと、トラブルを引き起こした原因はどこにあったとお考えですか? 田中氏 ストレージ装置の採用時にきちんとしたテストをできていなかった。具
id:nyaxt氏との共同開発の分散ストレージ「Cagra」(かぐら)のアルファ版をリリースしました。 cagra α3リリース cagra テクニカルデモ α2リリース 分散ストレージエンジンテクニカルデモ α版リリース cagraのα版試してみたよ - takumalog Cagraは以下のような特徴を持った(目指した)P2P分散ストレージです。 Zeroconf マルチマスタでレプリケーションするWrite 高速な分散Read オプションで高速な非同期Write インターネットレベルよりもLANレベルのマシン台数に特化 巨大データサポート 高速イベント駆動システムコール+軽量スレッド 超アジャ〜イルな開発体制 まだα版で全部が実装されているわけではないですが、とりあえず動きます。 Zeroconf UDPマルチキャストでノードを自動的に発見するので、一切設定ファイルを書かずに動作せる
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