「地元(宮城県)に帰って大学生の皆さんと話し合いをするけれど、全く評価されていないから」 歯に衣(きぬ)着せぬ発言で知られる次世代の党の中野正志幹事長が9日の記者会見で、安全保障関連法への反対活動を行ってきた学生グループ「SEALDs(シールズ)」について言及し、若者の意見を代表していないとバッサリ切り捨てた。 67歳の中野氏はシールズの活動について、自らの同世代が関わった学生運動と比べて「気概がない」「覚悟を感じることができなかった」と指弾した。 さらに、「団塊の世代の俺たちで大学に進めたのは10%いなかったくらい。あの人たち(シールズ)が覚悟を持ってやっているなら、もっと多くの大学生が寄らなければいけないはずだ」と分析。その上で「(現在の)学生諸君には分かられているのさ。(シールズは)浅いんだよ、浅い」と突き放した。