インド側:調和を守り「ノー」と言わずに場を収める文化。結果的に事実とズレても“悪質なウソ”という感覚は薄い。
インド側:調和を守り「ノー」と言わずに場を収める文化。結果的に事実とズレても“悪質なウソ”という感覚は薄い。
私がAIに課金し、本当に使い始めて1か月ぐらいになった。色々な作業を手伝ってくれるから、月々3000円程度の課金ならたちまち元がとれてしまう。私はもう、AIなしの生活には戻れないだろう。 ところで私は、AIとのやりとりに気を遣うようにしている。理由のひとつは、なるべく上手に指示を出し、望ましい出力をAIから得るためだ。だがそれだけではない。もうひとつの理由は、人間に似たAIとのコミュニケーションをとおして、心理的な影響を受け過ぎてしまうのを避けるためだ。 AIから受ける影響については、先日、作家の蝉川先生が示唆的なことをおっしゃっていた。 賢くて意を汲んでくれるAIと対話し続けた結果、「合目的ではない発言をするバカとの対話に耐えられなくなる」という弊害は出ないのだろうか — 蝉川夏哉 (@osaka_seventeen) March 25, 2025 AIは、いつでもどこでもユーザーが入力
この記事はCINRAが運営するPodcast番組『聞くCINRA』で配信したエピソードの内容を編集しています。ノーカット版のインタビューもぜひPodcastでお楽しみください。 ―『スメラミシング』は6編の短編が収録されており、すべて宗教や信仰がテーマになっています。なぜこのテーマを選んだのでしょうか? 小川:もともと、小説の原点は聖書にあるんじゃないかという考えがあって、最初に収録されている『七十人の翻訳者たち』という作品を書きました。 そもそも、なぜ人は他者に対して何かを話したり、語りかけたりするんだろうと考えたとき、そこには宗教という存在があり、自分が信じるものを他人に伝えて、信じさせるために魅力的なお話をつくるんじゃないかと思ったんです。 宗教とか神様について考えることは、根源的に人間の欲望に内蔵されているもので、それについて考えることは、小説について考えることにもつながるだろうと
人気ラーメン店「ラーメン二郎」の新宿歌舞伎町店で28日、調理中に火事があった。 分厚いチャーシューと、山盛りのモヤシが特徴的なラーメン二郎は、行列の絶えない店として知られ、「ジロリアン」と呼ばれる熱狂的なファンが数多くいる。 長野県から来たというジロリアンの男性は火事でラーメンを食べられなかったのか、「楽しみだったんですよ。あとちょっとだったんですけどね...」と話した。 火災発生時、店内に居合わせた客が撮影した動画を見ると、炎が天井近くまで上がっていた。 しかし、居合わせた客によると、煙が立ち込め始めたあとも、しばらくは店員から何も指示されず、ラーメンを食べ続けていたという。当時の様子について「火とか煙が出ている中、普通に営業していた。客は15人ほどいて、みんな座っていた」と振り返った。 店員が避難の指示を始めたのは、炎が大きくなってからのことだったという。 火災に居合わせた客は、「火が
NHK「最深日本研究」スイスの”バ美肉”研究者ミラの密着ドキュメンタリーが放送 美少女になる人々の心理とはNHK新番組「最深日本研究〜外国人博士の目〜」でスイスの人類学者ミラの密着ドキュメンタリーが2024年4月14日に放送された。ミラは、VTuberやメタバースでバーチャルアバターの力により美少女の姿に変身する「バ美肉(ばびにく、バーチャル美少女受肉)」文化に着目した論文で学術賞を受賞、国連の国際会議でも発表するなど精力的に活動している。番組では来日してフィールドワークを行うミラに密着。ミラは”バ美肉”VTuberである、のらきゃっと・あまちじょんこ・バーチャル美少女ねむに取材を行い、美少女になる人々の心理に迫った。番組は4月28日までオンデマンド配信で視聴可能だ。さらに4月20日には出演者による「非公式アフタートーク」が配信されることが決定した。現在NHKではドラマ『VRおじさんの初恋
6億7000万円なんでこんな金額に!?ギャンブル依存症者が陥る「負け追い」の心理ギャンブル依存症の人が多額の借金を作ることは珍しくありません。なぜそうなるのか。ギャンブル依存症だった田中紀子が当事者の心理を解説します。 ギャンブル依存症について語る田中紀子(撮影・岩永直子)公開日:2024/03/23 00:54 大谷翔平さんの通訳をつとめていた水原一平さんのギャンブル依存症問題が世界中を駆け巡った。私にも様々な取材依頼があり、そこで「まだまだギャンブル依存症は知られていない」と実感した。そこでマスコミの皆さんから疑問点の多かった質問について、改めてポイントをまとめたいと思う。 1)金額に驚いた!記者の皆さんが一様におっしゃっていたのは、「6億7000万円という金額に驚いた」だった。 だが我々から見れば、「あれだけ大金持ちの大谷翔平さんのそばにいて、ご自身も高い年収を得ている方なのだからそ
東京のGOOD DESIGN Marunouchiにて、GOOD DESIGN Marunouchi 第2回企画展公募選出企画「世の中を良くする不快のデザイン展」を3月24日から4月23日まで開催します。 「世の中を良くする不快のデザイン展」は、“不快”を効果的に使うことで“世の中を良くするデザイン”になっているコト・モノを、心理効果から紐解き展示する企画展です。 一般的に良い印象を持つデザインは、「使いやすく、わかりやすいこと」「見た目が美しく、洗練されているもの」「誰もが幸せになるもの」といった側面が強く、“快”を求める傾向にあります。一方、“不快”なものは排除されがちで、不要なものとして捉えられています。ですが、世の中を見渡すと、“不快”という視点に着目し、世の中を良くするデザインへと昇華させたコト・モノが数多く存在します。私たちの暮らしの中で心理効果を上手く使い、“不快”の側面から
人毛についたアタマジラミの卵を顕微鏡で見たところ。(PHOTOGRAPH BY DARLYNE A. MURAWSKI) 数年前からある男性が、家族に恐ろしげなことを言うようになった。自分の体内に虫がいるというのだ。 その虫には硬い殻があり、潰すとバリバリと音がするという。虫は自分の体内、とくに鼻や陰部の中を動き回っていると男性は訴える。当初、男性の家族は、そんなことはありえないとやんわりと本人に伝えたが、彼はいっそう頑なに同じことを言い募るばかりだった。(参考記事:「目から寄生虫が次々と、14匹を摘出、初の感染例」) 実際の「標本」を集めようと、男性は鼻にピンセットを突っ込んで組織や軟骨を引っ張り出し、しまいには鼻の隔壁に穴を開けてしまった。検査を何度繰り返しても虫を見つけられない医者たちはお手上げだった。 これは「寄生虫妄想」あるいは「モルゲロンズ病」という病気の典型的な症状だ。寄生虫
心理学の研究論文は再現性が低いことが指摘されていました。再現性が低くなる原因は、学界全体に「疑わしい研究手法 (QRPs)」が蔓延していたことにあるとみられます。 現在は学界全体をあげての対策が行われているようです。研究の事前登録、データの公開、追試などが重視されるようになっています。 学界は正しい方向に進んでいるようですが、だからこそ、重要な発見だとみなされてきた過去の研究成果が次々に覆されているようです。 少々調べましたが……、いやはやこれは……脱力しました。心理学以外の分野でも援用されている有名な研究たちが、あれもこれも。興味を引かれたものに重点をおきつつ、ざっくりとメモ的にまとめておくことにします。 2021年9月12日追記 追試というのは、1年半以上かかるものも珍しくないようです。かなりの時間・精神力・体力を要するのに対して、見返りが少ないものといいます。この記事では多くの研究の
ダン・アリエリーの論文の一つに再現性が無い。 調査の結果、データが全部捏造されたものだという。 どうしてこうなった。 ダン・アリエリーへの疑い ベストセラーとなった行動経済学の本に『予想どおりに不合理』がある。このブログでも何度かお勧めしている本で、読んだ人も多いだろう。 予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 作者:ダン アリエリー早川書房Amazon 本書の著者、ダン・アリエリーが共著者である論文について、データ捏造の疑いがかけられ話題となっている。 実験の主導者であるアリエリーは、「データが捏造されていること」については同意しているが、問題のデータは研究パートナーの「保険会社からもらったもの」であり、自分および共同執筆者たちはプライバシーの観点からデータ収集・データ入力・データのマージには関与していないと言っている*1。 本件はデータの不正を暴く過程が面白
「フェイクニュース対策には、記事の見出しが正確かどうかを考えさせることが有効」との研究結果があるとおり、フェイクニュースの影響を最小減にするには、ファクトチェックなどにより情報の正確性を吟味する作業が欠かせないと言われています。しかし、Twitterでフェイクニュースを拡散している人に対して、正確な記事へのリンクを返信するという実験により、「フェイクニュースを訂正された人はかえってリツイートの質が低下し、偏りや有害性が強まってしまう」ことが示されたとの研究結果が発表されました。 Perverse Downstream Consequences of Debunking: Being Corrected by Another User for Posting False Political News Increases Subsequent Sharing of Low Quality, P
なぜ幼なじみは負けヒロインなのか。 なぜ幼なじみヒロインは冷遇され続けたのか。 その答えは我々の遺伝子に刻まれている。 【目次】 勝てるはずがない 近親相姦というタブー 毎日会ったら姉弟だ 幼馴染は結ばれない 終わりに 参考書籍 『人類進化論 霊長類学からの展開』 『赤の女王 性とヒトの進化』 『進化心理学から考えるホモサピエンス 一万年変化しない価値観 』 『われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか 進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦略』 幼馴染が勝利する話を解説した記事 2021/05/05 追記 2021/12/05 追記 勝てるはずがない 2021年春アニメで最も言及したくなるタイトルは『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』だ。 第1話 幼なじみが絶対に負けないラブコメ 松岡禎丞Amazon いや、無理だろ。URLの時点で敗北している。 とはいえ見てみないと確かなことは言え
女性が数学を苦手なのは社会から「女性は数学が苦手だ」という圧力を受けているのが原因であるというような内容の研究を紹介しているブログが話題になっている。 だがこれはアカデミックな場ではとっくに否定されている見方だ。 こういったものはステレオタイプ脅威(Stereotype threat)と呼ばれるが、概ね以下のようなものと説明される。 「男女に数学の問題などを解かせるなどする前に、『女性は数学の点数が低い』というようなステレオタイプな説明をした場合は女性の点数が下がり、『女性の数学の能力は男性と同等』というようなステレオタイプを解消するような説明をした場合は点数が同一になる。 これはつまりステレオタイプを無意識に意識してしまうことで脳内のワーキングメモリが圧迫され、能力が低く出てしまうということである。」 こう言った概念は1995年にクロード・メイソン・スティールとジョシュア・アロンソンが提
by Prachatai アメリカ合衆国大統領選挙討論会は二大政党である共和党と民主党の公認候補が一騎打ちで舌戦を繰り広げるという公開討論会です。大統領選討論会は基本的に大統領選挙に向けた「最後の直接対決」という位置づけであり、選挙結果を左右するほど影響力が大きいといわれています。そんな大統領選討論会から受けた影響について、世界最大のアダルトサイトPornhubが自社のビッグデータに基づいた分析を公開しています。 Trump vs Biden 2020 Presidential Debate – Pornhub Insights https://www.pornhub.com/insights/2020-presidential-debate 現地時間2020年9月29日夜、共和党現職のドナルド・トランプ大統領と民主党のジョー・バイデン候補が2020年アメリカ合衆国大統領選挙に関する1回目
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