エフピコ <7947> (大1)は21日、20円安と安寄りしたあと40円高の5670円まで上げて反発し、前日ザラ場につけた年初来高値5680円にあと10円と迫っている。 今3月期純利益を相次いで発売した新製品の好調な推移などによって連続して過去最高更新と予想、これをフォローする今年8月7日開示の第1四半期(1Q)の好決算を見直して割安株買いが再燃しているもので、薄めながら売り長で逆日歩のつく信用好需給も支援材料となっている。 同社の新製品は、今年2月開催の「エフピコフェア2012」以降に上市した新製品約2000アイテムが好調に推移、新デザイン容器やPET再商品化製品「エコAPシリーズ」が寄与しており、前年同期に利益圧迫要因となった原材料価格高騰の価格転嫁も進み、今期1Q業績が連続増収・増益転換、純利益は、19億5900万円(前年同期比40%増)と市場コンセンサスを約3億円上回った。 第2四