動画をスナップ感覚で撮る、それが2009年流 基本スペックに関しては、CCDが1/2.33型の有効900万画素から同サイズの有効1010万画素に若干増えている(マルチアスペクト対応)。厚さ32.8mmとジャケットのポケットに気軽に入れられるサイズでありながら、広角25mm~望遠300mm相当までの広い撮影領域を持つ点が最大の特徴だ。 広角端(25mm相当:左)~望遠端(300mm相当:右)までの抜群に広い撮影領域こそ本分。10倍を超えるズーム機もそれほど珍しくはなくなったが、このサイズで持ち運べるものとなると限られてくる ズーム倍率は10倍から12倍に増えている。従来機(TZ5)は、28~280mm相当の画角だったので、広角はさらにワイドに、望遠はさらにアップに撮れてしまうわけだ。しかも厚さは3.7mmも薄型化しており、重量も8gとわずかながら減少。携帯性はさらに高まった。 今回のモデルの