インターネットの普及、iPodなどデジタルミュージックプレーヤーの登場にともなって、「音楽配信」はますます大きな存在になってきている。これまでは“欲しいときにすぐ手に入れられる”というような利便性のみが注目され、クオリティは二の次という感が強かったが、「KRYPTON HQM Store」や「e-onkyo music store」など、CD以上のクオリティを持つデータを配信するサービスが登場し、そのイメージも覆された。 レコード、CD、そしてデータ……メディアの変化にともない、そのかたちだけではなく、「音楽の持つ価値」も変わってきているのではないか。 アルバムに“データ版”を用意したり、ライブを24時間以内にiTunesで配信するなど、意欲的な試みを行っている坂本龍一氏。音楽コンテンツの作り手として、そしていちリスナーとしての坂本氏の考えをうかがった。 ■今後の主流は音楽配信になっていく
クラムボンの新曲『NOW!!!』が、音楽ダウンロードサイト「レコミュニ」の配信限定で8月1日にリリースされる。 今回の配信限定リリースは、この夏からレコミュニがスタートする「24bit/48KHzのWAV形式」の高音質音楽配信の第1弾として行われるもの。音楽CDに収められている「16bit/44.1KHz」に制限されたサウンドとは異なり、フォーマットの制限がないダウンロードならではの高音質を楽しむことができる。同様の高音質配信は、今年3月にリリースされた坂本龍一のアルバム『out of noise』でも行われるなど、音質にこだわりのあるミュージシャンの積極的な試みとして注目を集めている。 配信される『NOW!!!』は、現在クラムボンが行っている全国ツアー『Re-clammbon tour』で既に新曲として披露されているセルフプロデュース楽曲。ゲストにはバービー・ボーイズのKONTAがソプラ
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