エコノミストの領域ではないが、研究者のひとりとして看過できない問題だ。STAP細胞の研究論文に関して、理化学研究所の調査委員会が「捏造(ねつぞう)」と「改竄(かいざん)」を認定した。 はたして、この調査結果は正しいのか。研究をリードした小保方晴子さんが未熟だったのは間違いないだろう。まだ30歳の駆け出しだ。かばうつもりはないが、ミスをすることだってある。 特に彼女の場合は、論文の書き方を知らなかったことにありそうだ。基本やイロハを知っていれば、非難されることではなかっただろう。実際、調査委員会はSTAP細胞の存在を否定していない。そこも無責任な話だが、画期的な結果をもたらした研究内容についての判断は留保した。これから1年かけて検証するそうだ。それなのに「捏造」だ「改竄」だと一刀両断するやり方は異常だ。小保方さんが「承服できない」と不服申し立てをする構えなのも当然だろう。
2021年10月(9) 2020年08月(1) 2020年06月(1) 2020年05月(9) 2020年04月(4) 2020年03月(3) 2019年12月(1) 2018年08月(1) 2018年04月(1) 2018年01月(1) 2017年11月(1) 2017年10月(11) 2017年09月(19) 2017年08月(17) 2017年07月(19) 2017年06月(21) 2017年05月(26) 2017年04月(23) 2017年03月(25) 2017年02月(20) 理研の小保方晴子が刺激を与えることであらゆる細胞に変化することが出来る万能細胞であるSTAP細胞を発見したとして日本に大きな衝撃を与えてから1カ月になった。しかしその後風向きは変わり疑惑だらけとなっている。過去の画像の使いまわし疑惑は早々に出たが、ここにきて別論文からの無断引用も発覚したのである。ここ
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