インドには40年以上前から何回も行っているし、インド人学生に接する機会も多い私だが、巨大で多様なこの国は、分からないことだらけだ。それだけに現職の外務大臣が書いた本書には飛びついた。だが意外に読むのに苦労した。頻繁に登場する叙事詩「ラーマーヤナ」の逸話は、インド人にはおなじみなのだろうが私にはピンとこないし、他にも首をひねった文章も少なくなかった。また現役の閣僚が書いた本に、政治的意図がないは
「就職氷河期世代」とはなにか冒頭で触れたとおり「就職氷河期世代」とは、1990年代半ばから2000年代初頭にかけ、バブル崩壊後の不況のなかで就職活動に臨んだ世代を指します。 このことばが初めてメディアに登場したのは1992年秋といわれており、1994年には新語・流行語大賞特別賞を受賞しているようです。このころ、バブル崩壊を受けて雇用情勢が急激に悪化し、新卒の就職市場も冷え込んでいったわけです。そして就職難は90年代末にはさらに深刻さを増し、2000年代半ばまで続くことになったのでした。 しかし、具体的にいつからいつまでを就職氷河期と呼ぶのでしょうか? 本書では、2019年の「就職氷河期世代支援プログラム」関連の公文書の定義に倣い、1993〜2004年に高校や大学などを卒業した世代を就職氷河期世代とする。生まれ年で言うと、1970年(1993年に大学を卒業)から1986年(2003年に高校を
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みずの@ゆる言語学ラジオ @yuru_mizuno 日本語は非論理的」「英語は論理的」みたいな主張ってよく聞くけど、すごい角度からそれを否定する本を読んだ。 いわく、論理性とか合理性は、実は歴史教育と作文によって作られているらしい。 なので「論理的な思考」や「合理的な判断」は国ごとに違い、↓の4タイプがあるという。おどろきの観点だ。 2024-07-06 16:01:22 みずの@ゆる言語学ラジオ @yuru_mizuno 例えばフランスの作文では、ある問いについて考える際、自分が考えた論点と同じくらいの分量で、それを否定する材料について書くそうだ。そして最後に、それらを統合してまとめると。 フランスにおいてはこうした型が「論理的な構成」とされ、社会でも浸透している。 2024-07-06 16:01:23 みずの@ゆる言語学ラジオ @yuru_mizuno ……みたいな話が日本、アメリカ
【どこにでもある「インドカレー店」からみる移民社会】 いまや日本のいたるところで見かけるようになった、格安インドカレー店。 そのほとんどがネパール人経営なのはなぜか? どの店もバターチキンカレー、ナン、タンドリーチキンといったメニューがコピペのように並ぶのはどうしてか? 「インネパ」とも呼ばれるこれらの店は、どんな経緯で日本全国に増殖していったのか……その謎を追ううちに見えてきたのは、日本の外国人行政の盲点を突く移民たちのしたたかさと、海外出稼ぎが主要産業になっている国ならではの悲哀だった。 おいしさのなかの真実に迫るノンフィクション。 【目次】 はじめに 「ナン、おかわりどうですか?」 第一章 ネパール人はなぜ日本でカレー屋を開くのか 第二章 「インネパ」の原型をつくったインド人たち 第三章 インドカレー店が急増したワケ 第四章 日本を制覇するカレー移民 第五章 稼げ
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