京都アニメーション放火殺人事件で5月に殺人容疑などで逮捕された青葉真司容疑者(42)が、京アニのテレビアニメ「ツルネ―風舞高校弓道部」の一部のシーンについて、「自分の小説を盗まれた」という趣旨の供述をしていたことが17日までに、捜査関係者への取材で分かった。 【画像】「ツルネ ―風舞高校弓道部―」とは この作品は弓道に青春をかける男子高校生たちのストーリー。NHKのテレビアニメとして2018~19年に放映された。青葉容疑者が主張するシーンの放映部分は2分半程度。捜査関係者によると、作品全体ではなく一部の具体的な場面を指して、「盗用」と主張しているという。 青葉容疑者は現在、事件当時の精神状態を調べるため、3カ月の期間で鑑定留置されている。起訴の可否に直結する刑事責任能力を慎重に見極めるため、鑑定留置が延長される可能性もあり、捜査は長期化の様相を呈している。 「小説を盗まれた。京アニが許せな