文学フリマ東京に10年以上参加してきた筆者による、文学フリマにおける「ブース装飾」のノウハウをお伝えします! ブース装飾の重要性文学フリマで本を買ってくれる人には3タイプある。もちろん、固定ファンだったり、常連のお客さんがいれば別だが、それにしたって初見のお客さんが大半を占めている。筆者は「どこでこの本を知ったのか」について買ってくださった方に口頭で訊くことが多い。その結果、大体3つのタイプがあると認識している。 ① 見本誌コーナーで見かけた人このタイプの方々はスタッと迷いなくブースにやって来て、これください!と即買いしてくださる神様だ。この層にとって、ブース装飾は正直あまり関係ない。せいぜい、配置番号が見やすければ探しやすいよね、くらいのものだ。 ② Twitter(現X)などのSNSで気になってくれた人このタイプの方々も、割と迷いなくブースにやってきて、一応確認のためにパラリと現物を手