厚生労働省の有識者会議は16日午前、現行の健康保険証、介護保険証、年金手帳の役割を一枚にまとめる「社会保障カード」の基本計画に関する報告書をまとめた。 各制度に共通する統一の番号として検討していた社会保障番号の導入は見送り、ICカードをコンピューターが読み取ることで本人確認を行い、年金や各保険のそれぞれのデータベースに接続して必要なデータを入手する仕組みを検討している。 厚労省は2011年度をめどにカードを導入する方針で、今回の報告書を踏まえ、今年度中に複数の市町村で実証実験を実施する。 有識者会議「社会保障カードの在り方に関する検討会」(座長・大山永昭東工大教授)がまとめた報告書によれば社会保障カードは、年金記録や健診結果をパソコンなどで常時確認でき、保険証としても利用可能なICカード。本人識別に「安全性で優位」とされるICカードを用いた公開鍵暗号の技術を活用し、データの接続記録を残すこ
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