今回のセミナーでは、次の4点についてお話いただきます。 (a) IASBの現在の活動を理解するために、2001年の設立の経緯及びその後のIFRSを巡る歴史的展開 (b) IFRSとは何か(①IFRSとはどのような基準から構成されているか、②IFRSは「原則主義」に基づく会計基準といわれるが、それはどういうことか、③IFRSは時価主義を目指しているといった誤解があるが、そのような誤解の概要となぜ誤解なのかを説明する) (c) 日本企業によるIFRS採用状況及びそれら企業の採用の意図 (d) 日本の多くの企業の財務諸表に大きな影響を与えるリース会計基準の見直しが行われているが(2015年中に基準化される予定)、その概要について(オペレーティング・リースに対しても資産および負債を認識することになるため、企業の貸借対照表が影響を受ける) IASB(国際会計基準審議会)は2001年に設立されました。