ドイツ西部マインツにある学校の教室に設置された自作の換気装置(2020年11月12日撮影)。(c)Daniel ROLAND / AFP 【11月17日 AFP】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止のために窓を開けて換気をすることは、寒さが厳しくなる冬では、口で言うのは簡単だが実際に行うことは難しい。そんな中、ドイツのある学校が、安価で簡素だが高性能な換気装置を自作した。 考案者は、この中学校に勤務する教師の夫で科学者のフランク・ヘレイス(Frank Helleis)氏。マックス・プランク化学研究所(Max Planck Institute for Chemistry)に勤める同氏は、この換気装置について「キッチンの換気扇のようなもの」と説明する。 生徒の机の上にはそれぞれ、透明なプラスチック製のじょうごが細い管からつるされている。この細い管は1本の太い管につながっており