電力会社の最優先事項、今やクリーンではない-エクセロンCEO Tope Alake、Josh Saul、Romaine Bostick 電力会社の焦点はクリーンエネルギーやサステナビリティー(持続可能性)から離れつつあり、各社は人工知能(AI)分野の電力需要の増加に対応することに追われている。米電力会社エクセロンのカルビン・バトラー最高経営責任者(CEO)が語った。 バトラー氏は22日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、クリーンエネルギーについて「今は議題にさえ上っていない」と述べた。さらに、電力各社の最優先事項でなくなった最大の要因は、電力コストの上昇だと指摘した。 AIなどの電力需要ブームや石炭火力発電所の稼働終了、一部の天然ガス火力発電所の閉鎖も重なり、電力は一層割高になった。これを受け、規制当局やハイテク企業、顧客の優先も信頼性や手頃な価格へとシフトした。 データセンタ