大手だからといって安心できない−−。建設業界に横行したくい打ちデータ不正問題で国土交通省の有識者委員会が出した中間報告について、問題の発端となった横浜市都筑区のマンション住民からは建設業界への批判が改めて噴き出した。 中間報告は地盤の強度を示すデータの紙を紛失するなどし、データが取得できなかった際の対応が決められていなかったことがデータ流用につながったとした。 30代女性は「データをなくしたから不正をしたなんて、いつの時代の話だと思う。もう大手だからといって安心できない」と憤った。 この記事は有料記事です。 残り841文字(全文1085文字)