1 :ニライカナイφ ★:2010/04/06(火) 19:54:43 ID:??? 韓国の国花である木槿(むくげ)は、夏から秋にかけて次々と大輪の花を咲かせる。 このため、他国による支配や弾圧に屈しなかった歴史を象徴する花ともされている。 日本統治下の朝鮮で暮らす一家の物語を、東京の前進座が先ごろ劇にして演じた。 創氏改名で日本名の使用を強いられ、憲兵に大切な日記帳を焼かれたり、自転車を奪われたりする。 そんな受難の日々を兄テヨルと妹スンヒィの目を通して描いている。 劇では街に桜の木を植える一方で、木槿は処分するよう命じられる。 一家の庭にある木槿は、オモニ(母)が嫁いだときに持参した木だ。 「言葉を封じても思いは消せない」。 日本の圧政について語るアボジ(父)のせりふが胸に刺さる。 韓国系アメリカ人のリンダ・スー・パークさんが書いた小説「木槿の咲く庭」(新潮社)が原作である。 米国生