ここ数年でドローンの開発競争は激化し、我々も手軽に製品を手に入れられるようになった。その流れは今後も続いていくと考えられるが、近いうちに「自作のドローン」というジャンルが確立するかもしれない。 先日Linux財団が発表したのは、ドローンソフトウェアの開発を推進していく「Dronecode」というプロジェクト。Make:Japanによれば、3D RoboticsのCEO、Chris Andersonいわく「これは大規模なドローンの活用を目指している」という。 ここで開発されるものは大きく分けて3つあり、同じくMAKE:Japanによれば 3DRがスポンサーとなっているAPM(コプター、飛行機、車両に内蔵されたコントローラーのための自動航行ソフトウェア)、MissionPlanner、DroidPlanner(ノートパソコン/Androidベースの飛行経路管理)、そしてMavLink(飛行情報
周りを見ていると、スタートアップや非営利部門でタダ働きをしている人をちらほら見る。まだ金銭の生じていないプロジェクトへのアサインから、いわゆる「プロボノ」までいろいろな言い方があるが、自分が責務のある(とされる)仕事をして、金銭を受け取らないことを一括して「タダ働き」と呼ぶ。 基本的に、タダ働きはそこまで悪いこととは思わない。人は給料のみを労働の対価として受け取るわけではないし、素晴らしい成果やスキルの向上など、他でできないことが出来る場合も多い。給料を無理に求めることによる、そのような対価の損失を考えると、単に「金貰えよ」と言うのは難しいと思う。 一方、状況の変化やマネジメントの曖昧さによって、恐ろしく不毛でかつダメージすら受ける状況において、なおタダ働きを続けて抜けられないケースがある。そのような「失敗」は、金を貰う場合と較べて非常に起こりやすいし、実際に頻繁に起こる。以下では、私の経
昨年末にorg-mode(Emacs拡張)に対して送ったパッチが今日無事に取り込まれ たのでその記録を書いておきます. パッチを送るの巻 org-modeにはEmacs外部からアクセスするためのorg-protocolという機能があっ て,これを使えばFirefox等からorg-modeにURLを送りつけたりできる.これに ついて機能追加をするべく,2012-12-31にパッチを送信した. で,メンテナから「取り込みたいけど,君は既にTINYCHANGESな変更を一度し ているので,FSFに著作権譲渡してね」と言われた.FSFについての話は検索するなり してくれればよいと思う.とにかく,パッチを取り込んでもらうためにFSFに 対して著作権を譲渡するための書類を送る必要があるということ. FSFに対してメールを送るの巻 さて,書類を送るためにまずはFSFにリクエストのメールを送るわけだが,o
Chromium と WebKit は二つの独立したプロジェクトだ。 ソースツリーはそれぞれ別で、そこにはインテグレーションの苦労がある。 WebKit 以外にも V8 や Skia など Chromium が依存している外部のプロジェクトは山ほどあるけれど, WebKit とは特にぴったりくっついている。 そのぶん二つの足並みをあわせる手間も際立つ。 以前、書籍 ”アジャイル開発の本質とスケールアップ” で リリーストレイン という大規模プロジェクトのインテグレーション手法を読んだ。 プロジェクトの内部で一段細かい時限リリースを設け、そのタイミングでインテグレーションする方法。 内部リリースにあわせてプロジェクト同士が依存している相手のバージョンを上げ、 壊れたところをなおすわけ。 Chromium と WebKit もこまめに相手のバージョンを新しくする。 主たる依存の向きは Chro
2016/4/10 手書き文字認識用データセットをMNIST形式で公開し、認識精度のコンペを行っています。 Shinsai FaxOCRは、東日本大震災の対応支援に向けて開発された、オープンソースのFaxOCRシステムです。 サーベイ基本画面 Faxは既に過去の技術と思われていますが、ほとんどの組織で利用されており、また、発信者番号を認証に利用することで、様々な用途に活用できる可能性を秘めた技術です。このFaxをOCRと組み合わせることで、手書きの情報から効率的にデータ収集を行い、「リアル」と「ネット」を効率的に接続することができます。 たとえば、医療施設が受け入れられる患者の数を調査したい場合、報告用紙を配布し、医療機関に毎日の空床数を書いてシステムのFax番号にFax送信するよう依頼します。FaxOCRのシステムは、送られてきたFaxを処理し、報告された数字を自動的に読み取りデータベー
2016/4/10 手書き文字認識用データセットをMNIST形式で公開し、認識精度のコンペを行っています。 Shinsai FaxOCRは、東日本大震災の対応支援に向けて開発された、オープンソースのFaxOCRシステムです。 サーベイ基本画面 Faxは既に過去の技術と思われていますが、ほとんどの組織で利用されており、また、発信者番号を認証に利用することで、様々な用途に活用できる可能性を秘めた技術です。このFaxをOCRと組み合わせることで、手書きの情報から効率的にデータ収集を行い、「リアル」と「ネット」を効率的に接続することができます。 たとえば、医療施設が受け入れられる患者の数を調査したい場合、報告用紙を配布し、医療機関に毎日の空床数を書いてシステムのFax番号にFax送信するよう依頼します。FaxOCRのシステムは、送られてきたFaxを処理し、報告された数字を自動的に読み取りデータベー
あしたのオープンソース研究所では、これから注目されるであろう海外のオープンソースソフトウェアを発見し、サイトを日本語訳することで、みなさまにいち早くご紹介いたします。 2012/08/06 reactive-web の翻訳コンテンツをアップしました。 2012/07/24 「あしたの研について」と「運営会社」のページを更新しました。 2012/07/05 Red5 の翻訳コンテンツ (第2弾) をアップしました。 2012/06/06 Red5 の翻訳コンテンツをアップしました。 2012/06/04 Red5 の座談会資料を SlideShare に掲載しました。 2012/05/07 Friendica の翻訳コンテンツをアップしました。 2012/04/04 Apache UIMA の翻訳コンテンツをアップしました。 2012/03/07 Friendica の座談会資料を Slid
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