テレビドラマや映画に数多く出演し、バラエティー番組のナレーターとしても活躍した俳優の下條アトムさんが1月29日、都内の病院で亡くなりました。78歳でした。 下條さんは東京出身。 父親は映画「男はつらいよ」の「おいちゃん」役で親しまれた俳優の下條正巳さんで、自身もNHKの連続テレビ小説、「信子とおばあちゃん」や「藍より青く」に出演したほか、「八甲田山」や「八つ墓村」などの映画でも活躍しました。 その後、本業の俳優と並行しながら声優にも活躍の場を広げ、エディー・マーフィーさんの吹き替えや、民放のバラエティー番組「世界ウルルン滞在記」のナレーターを担当し、人気を集めました。 所属事務所によりますと、下條さんはおととし9月に急性硬膜下血腫を患い闘病を続けてきましたが、体調が急変し1月29日、都内の病院で亡くなったということです。 78歳でした。