ハノーファーの日本代表DF酒井宏樹は左足首のけがにより、チーム練習への参加が遅れている。ドイツ紙『ビルト』がハノーファーのミルコ・スロムカ監督の言葉とともに報じている。 酒井は、ロンドン・オリンピックでのグループリーグ初戦のスペイン戦で左足首をねん挫して途中交代し、その後2試合を欠場。準々決勝のエジプト戦で先発復帰し、3位決定戦の韓国戦も先発出場した。しかし、左足首の状態が完治していたわけではなかったようで、11日にハノーファーへ合流して以降、治療を続けている。 スロムカ監督は、「(けがを抱えてチームに戻ったことに)驚いたよ。でもメダルを獲得するという目標を達成するために痛みを我慢してプレーしたことは理解できるよ」と話し、酒井の状況に理解を示している。