■概要 以前、C#でのデータ処理について解説した。今回は、同様のデータ処理を、C#以外のプログラミング言語ではどうしているのか、(C#も含めて)以下の5つの言語を比較しながら説明していく。 C# Scala Python Ruby F# 結果としてできることは似ているのだが、その内部的な実装方法は言語ごとにさまざまである。 ■データ処理のおさらい 概念的には、「データ処理」というのは、Figure 1に典型例を示すように、条件選択や変換など、小さな処理単位に分けて、それをつないでいく形を取る。
JavaScriptへコンパイルして実行することを前提としたスクリプト言語「CoffeeScript」がちょっとした注目を集めています。CoffeeScript自体は2009年末に登場し、その1年後の2010年12月にバージョン1.0がリリースされていますが、注目を集めたのは、数日前(2011年4月13日)にRuby on Railsの生みの親であるDHHが、次期バージョンのRails3.1でjQueryやSCSSと合わせて、CoffeeScriptをデフォルトとして採用するとTwitter上で発言して議論が巻き起こったからです。 Yes, it's true, Rails 3.1 is going to ship with CoffeeScript and SCSS in the box for use with the new asset pipeline. It's bad ass.
先日、日本Rubyの会会長の高橋征義さんと雑談しているとき、以下の指摘に妙に納得しました。 「私の中ではハッカー言語という分類があって、PerlやLisp、JavaScriptはハッカー向けの言語だと思うんですよね」。 その心は、これらの言語は多数のプログラミングのパラダイムをサポートしていて、自分が何がしたくて、どれを使えばよいか分かっている人には柔軟で良いのだけれども、初心者が使う言語としては自由度が高すぎて難しいのではないか、ということです。 JavaScriptは最初のハードルこそ低いけど…… JavaScriptはどこでも動きますし、すぐに「Hello World」が表示できます。文字の色もすぐに変えられます。ほかのどの言語よりも最初のハードルが低く、入門に向きそうです。そういう意味で、初心者にオススメといわれることもあります。しかし、そこからちょっと先に進もうと思っても、「これ
2010/09/13 元JavaプログラマのPaolo Perrotta氏は、Rubyを使い始めた頃のことを振り返り、こう話す。 「私はJavaの世界からRubyに来た当初、とてもハッピーなプログラマでした。Rubyっていいね、かっこいいじゃん! と。ところが、最先端のイケてるライブラリの中を覗いてみたら、分からないところだらけだったんです……」。 RubyKaigi2010で「A Metaprogramming Spell Book」(あるメタプログラミング魔術の書)と題した講演を行ったイタリア人プログラマのPerrotta氏は、Ruby on Railsのソースコードを覗いてみたときの驚きをこう表現する。 「例えばalias_method_chainというメソッドは、一体どこにあるんだと探しました。どこにあるか分からないんです。こんなことJavaではあり得ません。結局、テキスト検索で発
Ruby 1.9は移行準備オッケー @IT yuguiさんは、2009年2月のDeveloper's Summitの講演で、そろそろRuby 1.8系から1.9系への移行を始めるべきだと主張されてましたね。 園田裕貴氏。裕貴のピンイン表記である「yugui」のハンドル名で知られている。Ruby 1.9系統リリースマネージャで、Rubyコミッタ。1981年生まれ。著書に『初めてのRuby』(オライリージャパン)がある。最近はRailsアプリケーションをよく書いているという yugui ええ、一般のRubyユーザーはRuby 1.9への乗り換えは慎重にという立場の人もいますけど、私はそろそろ移行を考える時期だと思います。 @IT もう1.9に移行してもオッケーだと。 yugui もう根本的な仕様が変わることはないという意味でオッケーです。2007年12月に出た1.9.0は、仕様が煮詰まっていな
私がプログラミングを始めたのは中学校3年生のときでした。父が買ってきたシャープのポケットコンピュータ(PC-1210)でBASICを使うようになったのです。わずか400ステップしか入力できない小さなコンピュータでしたが、それでも自分の命令したとおりに動作するポケコンを見ていると、自分にはなんでもできるようなそんな「万能感」を感じさせてくれました。 それから四半世紀以上たちましたが、私がプログラミングから感じる「わくわく」は少しも減ることはありません。むしろ、どんどん増えているように感じます。長いプログラム経験を踏まえて、いま、感じるのは、 プログラミングは人生だ ということです。プログラムには人生のあらゆる側面が詰め込まれています。文字どおり、人生そのものといってもいい過ぎではないでしょう。……うーん、やっぱり、いい過ぎかな。 プログラミングはスポーツだ 皆さんの多くは若いときにスポーツに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く