インフラエンジニアの求人動向 インフラエンジニアの求人数は、2025年上半期よりも増える見込みです。 企業のシステムが老朽化し、DXへの対応が進まないことによって経済損失が懸念される「2025年の崖(2025年問題)」に対処すべく、これまで多くの企業がクラウド移行をはじめとするDXを推進してきました。2025年下半期は「導入期」から「安定稼働と継続的な改善」が求められるフェーズに移る企業が増えるタイミングです。そのため、クラウドの設計や運用に精通したインフラエンジニアの採用需要は一層高まるでしょう。 また、クラウド環境の拡大やリモートワークの定着により、セキュリティリスクも増大しています。セキュリティ事故による売上損失や信頼性の毀損を防ぐため、ゼロトラストという考え方を前提としたセキュリティ体制の構築・強化が進められており、セキュリティ領域に精通したインフラエンジニアの需要も増加傾向にあり