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星野君は赤坂さんと一緒にお客さんのWebアプリケーションの検査をすることになった。辛うじて「不必要情報」の脆弱性を見つけたものの、赤坂さんは不満げだ。 「だって、これ、ほかにもっと危険な脆弱性あるよ……」。 赤坂さん 「ってことで、今回は50点ってとこかな」 星野君 「うわっ。厳しいですね……。一応脆弱性は見つけたんだからもう少し……」 赤坂さん 「え。だって、これ、ほかにもっと危険な脆弱性あるよ」 星野君 「(ほかにも脆弱性あるっていってもなぁ……)」 赤坂さんに「ほかにもっと危険な脆弱性あるよ」と指摘されたにもかかわらず、星野君にはサッパリ見当が付かなかった。不必要情報(Unnecessary Information)の脆弱性に気付くまでの作業で、一通り思い付くことはやりつくしていた。 そうこうしているうちに時間は過ぎ、結局ほかの脆弱性を見つけられないまま、お客さんと約束した時間になっ
3月以来、世界中の多くのインターネットサイトが、悪意のユーザーによるSQLインジェクション攻撃に遭い、被害を出していることが報じられている。SQLインジェクションとは何か、またなぜこのように流行し被害が広がったのか、被害を防ぐにはどうすればいいのか、3回にわたり考えてみたい。 ● SQLインジェクションとは何か SQLインジェクションによる攻撃では、不正なスクリプトをWebサイトに埋め込むことで閲覧したユーザーのPCにウイルスを感染させたり、あるいはサーバーから不正に情報を盗み取られるというような被害が発生している。 通販サイトなどでは、攻撃により利用者のクレジットカード情報が盗み取られたことが発覚し、個人情報が漏洩したお詫びとして、ユーザーに対して金券や現金を配布することになったサイトもあるなど、その被害は金銭的にも大きくなっているようだ。 SQLインジェクションとは簡単に言うと、Web
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