【鳩山前首相:「四島同時返還では平行線」…北方領土交渉】 民主党の鳩山由紀夫前首相は5日、北海道根室市で講演し、ロシアとの北方領土交渉について「四島を同時に返せというアプローチであれば、今のような現実の中で未来永劫(えいごう)平行線のままだ」と指摘した。その上で「2島にプラスアルファという考え方で、プラスアルファの解釈に知恵が必要だ」と述べ、歯舞群島、色丹島の返還を前提に、国後、択捉両島の帰属問題に関しても協議を進展させる方法を模索すべきだとの考えを示した。 (2月5日、毎日新聞) 珍しくまともなこと言ってんじゃん(笑) これが政治の現実主義というもの。 総理辞任してヒマになって、ようやくケン先生の上申書に目を通したのか? 現職の時に言えよ、とは思うが…… 「二島プラスα」論は、私論ではなく、和田春樹先生や望月喜市先生といったロシア史の大家たちの立論の上に成り立っている。とはいえ、先生方