2011年3月22日付け、環境エネルギー政策研究所 田中信一郎客員研究員の『「未曾有の津波」は東京電力を免責するのか―土木学会指針と電力業界の関係―』というペーパーがある。 http://www.isep.or.jp/images/press/report_0322.pdf 東京電力は、土木学会が出した指針に基づいて津波の高さを想定していたが、今回の津波はその想定を大きく超えるものだったと言っている。ところがこのペーパーは、指針を策定した土木学会の原子力土木委員会津波評価部会は、電力会社とその身内が大半を占めていて、「第三者性」が疑わしいという。 このペーパーの結論は『利害当事者が策定に関与し、発注事業者の影響力が強い学会で策定されたという事実は、指針が「お手盛り」なのではないかと疑わせるに十分である。 よって、土木学会指針を根拠として、東京電力が福島第一原発の事故における補償を免責され
本日午後東北地方を中心に大地震が発生した。 私はたまたま偶然浜松にいた。ちょうど地震発生時に階段をいそいでおりていたので気がつかなかった。まわりの人たちがいうには結構浜松でも揺れていたという。浜松の震度は3のようだ。横浜の両親に連絡したらかつてないような揺れだとのこと。 東京の議員会館の秘書のH君が妻にいうには、議員会館はかなり揺れていたとのこと。 それにしても、国会会期中は金曜日はほぼ100%東京におり、夕方に浜松に戻るのだが、なぜか昨日の木曜日「地元に戻らないと」と思って、15時からの比較的重要な会合を途中で抜け出して16時03分東京発の新幹線で浜松に戻った。 東京発の新幹線がとまっているので今日東京にいたら浜松に帰って来れなかったかもしれない。不思議なことがあるものだ。 しかし、実はちっぽけな存在の私のことなどどうでも良いのだ。 大事なのは被災地の方々である。国と全国の地方自治体あげ
病気と解説 精神障害とは 精神障害というのは「精神の働きで何らかの不具合がある」ことを示しているだけの言葉です。「病」というのは原因と症状がセットになっている概念ですが、「障害」では原因を特定することを避けているわけです。むしろ、特徴的な症状と経過を重視した医学概念といってもよいでしょう。もちろん現代の精神医学は原因がある程度わかっているところも多いのですが、脳科学はまだ端緒に入った段階で、原因が特定できないことが多いのです。 主な精神障害について解説します。 統合失調症 幻聴と妄想を主症状とする精神病性の障害です。 薬物療法が格段に進歩して、社会復帰が可能になり、結婚や仕事もできるような時代になりました。 治療の中心になるのは薬物療法ですが、薬物中断による再発率が高く(1年以内にほぼ100%です)、継続して服薬することが大切です。デイケアなどの社会療法も有効です。 精神病性障害は統合失調
旧統一教会を「指定宗教法人」へ 教団側に通知3月1日までに弁明を求める 旧統一教会への財産監視を強化するため、文化庁は、教団側に対し「指定宗教法人」に指定する意向を通知し…
拝啓 沖縄のみなさまへ。東京は弥生に入っても雪が降りましたが、やんばるのつつじは、もう見ごろでしょうねえ。寒がりの抄子にとってうらやましい限りです。 ▼さて、メアという米国務省の偉い人がひどいことを言ったようですね。「沖縄の人々は怠惰でゴーヤーも育てられない」と間違った情報を学生に教え、「沖縄の人々は日本政府に対するごまかし、ゆすりの名人だ」と罵(ののし)ったとか。 ▼「ウチナー時間」といわれるほど時間に大らかでも、離婚率が日本一でも怠惰といわれる筋合いはありません。第一、和名でツルレイシというゴーヤーは、宮崎などでも盛んに栽培されていますが、沖縄が出荷量日本一なのは変わりません。 ▼「ごまかし、ゆすりの名人」に至っては、何を指しているのかわかりません。まさか、政府が北部振興策や基地対策と称し、湯水のごとく札束をばらまいていることではないはずです。メアという人は何にも知らない素人ですね。
今日、小沢一郎政治塾の小沢塾長講義に対する質疑の際、塾生が「無縁社会についてどう思うか」と質問をしました。それに対する小沢さんの答えは、「他人とかかわりを持ちたいなら、まず先に自分が他人に尽くすべきだ。自分が他人に尽くさないで、他人から尽くしてもらえることなどない」というもの。
【鳩山前首相:「四島同時返還では平行線」…北方領土交渉】 民主党の鳩山由紀夫前首相は5日、北海道根室市で講演し、ロシアとの北方領土交渉について「四島を同時に返せというアプローチであれば、今のような現実の中で未来永劫(えいごう)平行線のままだ」と指摘した。その上で「2島にプラスアルファという考え方で、プラスアルファの解釈に知恵が必要だ」と述べ、歯舞群島、色丹島の返還を前提に、国後、択捉両島の帰属問題に関しても協議を進展させる方法を模索すべきだとの考えを示した。 (2月5日、毎日新聞) 珍しくまともなこと言ってんじゃん(笑) これが政治の現実主義というもの。 総理辞任してヒマになって、ようやくケン先生の上申書に目を通したのか? 現職の時に言えよ、とは思うが…… 「二島プラスα」論は、私論ではなく、和田春樹先生や望月喜市先生といったロシア史の大家たちの立論の上に成り立っている。とはいえ、先生方
天皇陛下に敬称を付けず“呼び捨て”の記述が文部科学省の教科書検定をパスし、今年4月から小学校6年生の教科書として供給・使用されることが10日わかった。巻末の用語の索引に「天皇」を盛り込まなかった教科書もあった。天皇、皇后両陛下はじめ「皇室軽視」の傾向はこれまでも教科書でみられたが、学習指導要領では「天皇への理解と敬愛の念を深める」よう求めている。専門家からは「指導要領の趣旨が教科書に十分浸透していない」との批判の声が上がる。 敬称がない表記があったのは、小6社会の教科書。文科省の検定を通過した4出版社のうち教育出版と日本文教出版、光村図書の教科書が、陛下ご自身が写った写真を説明する際に「文化勲章を授与する天皇」「インドの首相をむかえた天皇」と表記していた。 2つの教科書を出す日本文教出版は、別の教科書でも天皇、皇后両陛下の写真説明を「福祉施設を訪問される天皇と皇后」と表記。「される」と敬語
朝、『スッキリ』という情報番組を見ていたら、パニック障害が取り上げられていた。 VTRでは、精神科医がきちんと精神科にかかるように話し、女性のレポーターは、パニック発作とはどんなものかをフリップを出して説明する。 すると、司会の男が、「これは何回も起こった場合の話ですから、1回であわてないで下さい」というような断りを入れる。1回発作が起こったくらいで、自分を病気扱いしたり、あるいはそのくらいで医者に来られたら医者が迷惑だと思うからなのだろうか? 確かに診断基準の上では、パニック発作が繰り返し起こることが条件になっているが、現実にはたった1回の発作で不安感が高まったり、そのせいで電車に乗れないなどの症状が出ることは珍しくない。それによって仕事をやめるなどということさえ起こるから、1回目の発作があった時点で医者に行くのは必ずしも問題ではない。薬をもらうだけで不安感も軽減するだろうし、実際に発作
一茶には意外な一面があった。庶民派で弱者の立場から俳句を詠んだとされる一茶は、実は驚嘆すべき絶倫の身体の持ち主だった。俳句集作品でもある句日記には、若い妻との凄まじい性生活の記録が克明に残されている。例えば、結婚2年目の文化13年(1816年)、54歳のときの8月の日記には、「十二 晴 夜三交、十五 晴 夫婦月見 三交、十六 晴 三交、十七 晴 墓詣 夜三交、十八 晴 夜三交」などとあり、連日連夜の激しい夫婦生活の事実を回数で記している。さらに恐るべきは晩年で、文政3年(1820年)、58歳の一茶は脳卒中で倒れて半身不随と言語障害の身となるが、その病身で同じような過激な性生活を続け、若い妻を次々と妊娠させている。そして、日々の行為を日記に書き残している。文政10年(1827年)、一茶は65歳で死ぬが、その一年前の火事で家を焼失し、焼け残った土蔵の中で3人目の若い妻と暮らしていた。土蔵の中の
企業最大の費用は人件費ではありません。経営者のエゴです。企業最大の費用(経営者のエゴ)が、一般的な企業金融論で全く語られていないのは、とても不幸なことです*(1)。 ホテル売買と企業金融 例えば、私が04年に買収したサンマリーナホテルは、当時築20年。建物躯体の経済耐用年数が仮に40年とすると、ホテルとして経営できるのはその時点であと20年ということになります。当時の取得額は約30億円。単純計算で、この投資額を経済耐用年数で回収するためには、少なくとも年間1.5億円(30億円÷20年)の税引後利益を生み出さなければ、事業そのものが持続性を持ちません*(2)。したがって、事業再生の第一のハードルはこの利益水準をいかに確保するかということでした。実質的に10年以上赤字経営だったサンマリーナは1年そこそこで2.3億円のキャッシュフロー(経常利益1.3億円)を生み出すようになり、巡航速度を取り戻し
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