元Googleの社員らが立ち上げた米Cuil社は28日、新検索エンジン「Cuil(クール)」を公開した。リンク分析やトラフィックランキングといった従来の検索エンジンとは異なる手法を採用しており、インデックス化した1200億を越えるWebページの中から内容を分析、検索ワードとの関連性を判断してランキングを決定する。 Cuilでは、検索結果は「雑誌スタイル」と呼ばれるカラム式レイアウトの画像とページ概要の組み合わせで表示される。また、類似した検索結果をタブ形式で表示するため、再度文字を入力して検索しなおすという手間が省ける。例えば、「Google」を検索すると、「Google Search」「Google Earth」「Google Groups」といった類似した検索結果がグループ化され、タブに表示される。