ええ加減年寄りになると、会議だの何だのと言っては渡米する事になる。今月もオタワだし。 すると、ヨーロッパやアメリカと、日本・韓国・中国とかとでは、Open Source に対するアプローチが全然違う、という事が判る。話を簡単にするために、それぞれを「アメリカ型」と「日本型」と呼ぶことにしよう。特徴はこうなる。 日本型 まず、自分がやりたいことがある。 Linux なり、何なり、ソフトを持ってくる。当然、自分の目的にはちゃんとはまらない。ので、改造する。大抵の場合、改造するより1から作り直したほうが早いんとちやうか?というぐらい、改造する。 変更は莫大になる。Community に持って行っても誰も受け取ってくれない。差分が大きすぎるのも問題だが、それ以上に、ニーズが特殊すぎるのだ。 メンテナンスコストは払わない。会社が払う必要などない。Community に投げてしまう際に、何人かの技術者