9月4日、オリンパスは過去の不正会計をめぐり、英国の重大不正捜査局(SFO)から刑事訴追されたと発表した。昨年12月撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 4日 ロイター] - オリンパス<7733.T>は4日、過去の不正会計をめぐり、英国の重大不正捜査局(SFO)から刑事訴追されたと発表した。巨額の損失隠しが発覚してから約2年が経ち、日本では今年7月の判決で一区切りついたが、同事件は海外で続くことになる。 訴追対象はオリンパスと英子会社のジャイラス。オリンパスは9月3日付で出頭要請を受領した。一連の損失隠しでオリンパスが海外で刑事訴追されるのは初めて。同社によると、米司法省の調査が継続しているという。