米国のマクドナルドで顧客離れが起きている。同社は第1四半期の業績が残念な結果に終わったのは外食をする人が一般的に減ったからだとしたが、専門家らは値段に敏感な消費者がより安価なタコベルなどのチェーン店に流れたからだと指摘している。 マクドナルドは先ごろ発表した2025年1〜3月期決算で、パンデミックのさなか以来最悪の前年同期比減収を記録した。とくに米国の既存店の売上高は前年同期比で3.6%も落ち込んだ。 クリス・ケンプチンスキーCEOは、その理由として中低所得層の来店が10%近く減少したと述べた。