(CNN) 7月にアフリカのスーダンから独立したばかりの南スーダンで、反政府武装勢力「南スーダン解放軍(SSLA)」が国境沿いの州の襲撃を予告、国連と住民に対して3日以内に退避するよう通告した。 これに先立ち同勢力は、北部ユニティ州のマヨムを襲撃。南スーダン政府は29日、この襲撃で39人が死亡したと発表した。政府軍は同勢力と交戦して近くの森に後退させ、幹部1人を拘束したとしている。 一方SSLAは同日、ユニティ州に隣接するワラブ州に向かうと予告し、「ワラプ州の人々は数日中に絶望的な貧困や腐敗、人権侵害から解放される。民間人は安全のため、すべての市街地を離れて村落に避難するよう勧告する」とした。目標は、同州を南スーダン政府から「解放」することだとしている。 ユニティ、ワラプ両州ともスーダンと国境を接する油田地帯にある。 SSLAは腐敗との戦いおよび南スーダンの多数民族ディンカによる支