3月27日、イエメンのシーア派系武装組織「フーシ派」に対するサウジなどによる空爆は、多くの点でイランとサウジの「代理戦争」をエスカレートさせている。写真はイエメンの首都サヌアで銃を手に持つシーア派系武装組織のメンバー(2015年 ロイター/Khaled Abdullah)
イスラム教シーア派の武装勢力が政権を崩壊させた中東のイエメンで先月、辞意を表明し自宅に軟禁されていたハディ大統領が21日、武装勢力の行動は「無効で違法」だとする声明を「大統領」という肩書きで署名して発表し武装勢力との対立が一段と深まることが懸念されます。 イエメンでは新しい憲法の制定を巡ってイスラム教シーア派の武装勢力と政府との対立が深まって先月、ハディ大統領が辞意を表明したのに続いて今月6日、武装勢力が首都サヌアを掌握して政権が崩壊しました。 ハディ大統領はサヌアの自宅に軟禁されていましたが、21日、南部の都市アデンに逃れ中東の衛星テレビ局アルジャジーラを通じて声明を発表しました。 この中でハディ大統領はシーア派の武装勢力が去年9月、サヌアを武力で占拠してから取ってきたすべての行動は「無効で違法だ」としたうえで「イエメン共和国の大統領」という肩書きで署名しています。 また、ハディ大統領の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く