Docker Hubは、Dockerコンテナのリポジトリとして最も有名かつ活発に使われているサービスの1つです。 おそらく多くのユーザーがDocker Hubに登録されたDockerコンテナのイメージを利用するなど、そのお世話になったことがあるでしょう。 そのDocker Hubにおけるコンテナイメージの保管について「Container Image Retention Policy」として規約が変更されたことが話題になっています。 Docker update ToS: Image retention limits imposed on free accounts | Hacker News Docker Hub の新しいコンテナ・イメージ保管ポリシー(参考訳) - Qiita これまでDocker Hubに保存されたコンテナイメージは期限なく保存され続けていましたが、今後はFreeプランの
AWS Fargate で実行されている Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) ポッドで、Amazon Elastic File System (EFS) ファイルシステムをマウントできるようになりました。AWS Fargate は EFS CSI ドライバーを使用して、Fargate で実行されているポッドから要求された EFS ファイルシステムを自動的にマウントします。ドライバーを手動でインストールする必要はありません。これにより、永続的なリージョン共有ストレージを AWS Fargate で実行されるポッドで使用できるようになります。AWS Fargate は、基盤となるインフラストラクチャを管理することなく、コンテナ化されたアプリケーションをデプロイおよび管理できるようにするサーバーレスコンピューティングエンジンです。 Kubernetes
Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) は、起動テンプレートを使用して、EKS が管理するノードの EC2 インスタンス設定をカスタマイズできるようになりました。起動テンプレートを備えた管理対象ノードグループを組み合わせると、クラスター内のノードを簡単に追加および更新できると同時に、あらゆるレベルの特殊なセキュリティまたはコンプライアンス要件を遵守できます。 EKS 管理対象ノードグループは、Kubernetes ワーカーノードのプロビジョニングとライフサイクル管理を自動化し、クラスター内のノードを追加および更新するために複数の AWS のサービスを選択または設定する必要を排します。起動テンプレートは、ボリュームの暗号化、セキュリティグループ、タグ、インスタンスの起動時にコマンドを実行するためのユーザーデータなどの EC2 設定を変更するための宣言的
私の力不足により実機検証の内容はありません。アップデート内容およびその背景について触り程度にまとめました。 本日のアップデートで ALB および CLB が HTTP Desync 緩和モードをサポートするようになりました。 Application and Classic Load Balancers are adding defense in depth with the introduction of Desync Mitigation Mode 何がうれしいのか HTTP Desync 攻撃とは このアップデートの何が嬉しいのかを理解するには、まず HTTP Desync 攻撃 について知る必要があります。 近年では Web アプリケーションでは CDN やプロキシをフロントエンドに配置し、バックエンドのサーバーにリクエストを転送するような構成を一般的にとられているかと思います。まず
こんにちは!DA(データアナリティクス)事業本部 インテグレーション部の大高です。 最近、社内勉強会で「Parquetファイルの中身を確認するのにどんなツールを使っているか?」という話題が出ました。Windows限定となってしまいますが、個人的に利用している「ParquetViewer」が便利なので、紹介をしたいと思います。 ParquetViewerとは? .NETで作られている、GUIでParquetファイルの中身を表示できるツールです。GitHub上で公開されています。 実際の画面はこんな感じです。 ダウンロード ParquetViewerは以下のページからダウンロード可能です。 「ParquetFileViewer.exe」のリンクをクリックしてダウンロードすれば完了です。また、単一の実行ファイルになるのでインストールなどは不要です。 サンプルデータ 今回利用したサンプルデータは、
こんにちは。SPEEDA 開発チームの old_horizon です。 JVM アプリケーションの運用について回るのが、OutOfMemoryError (以下 OOM) への対処です。 しかし実際に発生した際に、適切なオペレーションを行うのは意外と難しいのではないでしょうか。 特に本番環境では、まず再起動して復旧を急ぐことも多いかと思います。しかし、ただそれを繰り返すばかりでは原因がいつまでも特定できません。 今回は Kubernetes で運用する JVM アプリケーションに対して、ダウンタイムを抑えつつ調査に役立つ情報を自動的に収集する仕組みを構築してみたいと思います。 環境構築 OOM 発生時に、自動的にヒープダンプを取得しコンテナを再起動する java コマンドのオプション指定 補足 ヒープダンプ出力先のボリュームをマウント readinessProbe によるヘルスチェック レ
Task is a task runner / build tool that aims to be simpler and easier to use than, for example, GNU Make. Since it's written in Go, Task is just a single binary and has no other dependencies, which means you don't need to mess with any complicated install setups just to use a build tool. Features Easy installation: just download a single binary, add to $PATH and you're done! Or you can also insta
本日(2020-08-17)、Open SOQL 最初の安定版となる v0.1.0 をリリースしました🎉 Open SOQLはSalesforceで使われている独自のクエリ言語「SOQL」(Salesforce Object Query Language) のオープンソース実装版です。 オリジナルのSOQLは長い歴史を持ちますが (詳しい歴史を辿れないのですが、2008年には既に存在していたようです)、オブジェクトのグラフを利用者が必要な項目に絞って取得できる (つまり、オーバークエリしない) という、まるでGraphQLのような特徴を持っています。 (GraphQLの初版は2015年のようです) 文法もSQLに近く学習コストが抑えられており、さらにGroup byによる集計もサポートしています。 Open SOQLはオリジナルのSOQLとは異なり、Salesforceのデータをクエリす
こんにちは!スタンディングデスクを導入して快適な開発環境と運動不足の両方を解消できるようになったのではと感じている、広告技術部のUT@mocyutoです。 今回は半年ほどEKSを運用して秒間3万リクエストのトラフィックをさばくほどになりました。 秒間3万は広告システムだと割とあるとは思いますが、kubernetesでも運用できているので紹介しようと思います。 対象のEKSで構築したサービスは広告の配信サーバです。 広告配信サーバの要件として、まず50ms以内にレスポンスを返さなければいけません。 構築したk8sのレスポンスタイムの99パーセンタイルは10msほどで返せています。 以下は必要最小限のクラスタの構成図です。 全体像 API 弊社のサーバサイドはほぼGoで作られているので、例に漏れずGoで作られています。 pod構成はAPI、fluentd、envoyの サイドカーパターン です
まとめ BuildKit 使ってなくても COMPOSE_DOCKER_CLI_BUILD=1 を使う キャッシュが効いてない CI をいじっていてタイトルの問題に気づいたのが発端。 Cloud Build でキャッシュを使いつつ、ビルドとテストを実行するためにこうしていた。 1 前回のビルドのアプリケーションイメージを docker pull する 2 docker build --cache-from でキャッシュを利用しつつイメージを作る 3 docker-compose run で他のミドルウェア等を起動しつつイメージのテストを実行 4 テストが通れば 2 で作ったイメージを push うまくいくと思っていたけど、2 と 3 で都度アプリケーションイメージがビルドされてしまう。なんでだろなあ、と調べていた。 試していると、COPY を機に docker build と docker
SQLite開発チームは8月14日、リレーショナルデータベースの最新版「SQLite 3.33.0」公開を発表した。プロジェクトのWebサイトより入手できる。 SQLiteはC言語で実装されたSQLデータベース。軽量、高速、信頼性、多機能などを特徴とし、スタンダロンとして任意のOSで動かしたり組み込んで使うことができる。ファイルフォーマットは安定しており、2050年までは後方互換性を保つと約束している。 SQLite 3.33は5月に公開されたバージョン3.32に続く最新版。最新版では、データベースファイルの最大のサイズが281TBに拡張された。 他のテーブルが主導するステートメントのアップデートを行うUPDATE-FROMのサポートが加わった。PostgreSQLシンタックスに従ったもので、データベース内の他のテーブルに対してターゲットのテーブルをジョインできる。 任意精度演算のための小
タダです. データレイクの設計や構築,運用の勉強をしたいと思い「AWS ではじめるデータレイク」を読んだので,書評記事を書いていきます. 公式サイト techiemedia.co.jp 物理本 AWSではじめるデータレイク: クラウドによる統合型データリポジトリ構築入門 作者:上原 誠,志村 誠,下佐粉 昭,関山 宜孝発売日: 2020/07/09メディア: 単行本 PDF版 booth.pm 目次 本書の概要 本書で学べること 読了後の所感 まとめ 関連記事 目次 本書は以下の章立てになってます. 序章 データレイクを始めよう 第1章 データレイクの構築 第2章 データレイクの活用 第3章 データレイクの運用 第4章 データレイクのセキュリティ 第5章 ハンズオンの概要 ービジネスデータのデータレイクー 第6章 データを可視化する 第7章 サーバーレスSQLによるデータ分析 第8章 デー
先日、メインの開発環境を MacOS から Windows 10 Professional へと移しました。理由としては主に2点で、現在仕事を自宅の固定席で行っており PC を持ち運びする必要がなくなったため Mac より高速で安価な Windows デスクトップ機を使いたいこと(Ryzen 9使いたい!)、WSL2 が正式版となり使ってみた感じ問題なく WSL2 で仕事の開発ができそうだったことが挙げられます。 WSL2 はふつうに Linux なので問題なく開発環境の構築が行なえ、Windows からも VSCode Remote のおかげでで違和感なくWSL2上のコードを編集、実行ができ快適な開発が行えています。(なお、WSL2 についての記事は山程溢れているので、ここでは殆ど触れません。) しかしながら、WSL2 ではないふつうの Windows 上で開発する機会が出てきたので、M
この記事は、PowerShell Advent Calendar 2019の一日目です。 qiita.com Windowsのパッケージマネージャーの裏はPowerShellが多く使われています。 そんなWindowsにおけるパッケージマネージャーと言えば、Package Management Chocolateyが有名なのではないでしょうか? 私もChocolateyをパッケージマネージャーに用いて開発環境の構築をしてきましたが、課題が多かったためScoopに切り替えました。 Chocolateyで何が問題だったのか、なぜscoopを選んだのか、この一年scoopをどのように環境構築に利用しているのかを紹介します。 TL;DR Chocolatey の利用 どのように Chocolatey を利用していたのか Chocolatey で困ること Chocolatey が抱える問題点 Sco
I’ve been a software engineer a while now and I can say this with confidence - it is fun. It’s great and I wouldn’t trade it for anything else. It’s so much fun that some folks try to capture the most enjoyable elements and put them into games. I’ve played two such games. The first is Shenzhen.io. This one looks similar to what an engineer working on embedded devices would see. You solve puzzles b
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