NHK交響楽団の名誉音楽監督を務める世界的な指揮者、シャルル・デュトワ氏(81)のセクハラ疑惑を米メディアが報じたことを受け、同楽団は22日、談話を発表した。 「本件については外電の報道より知ったところであり、大変驚き、かつ、極めて深刻に受け止めています」とした上で、「現在、当団として事実関係を把握すべく、デュトワ氏のマネージメント会社などに問い合わせているところです」としている。すでに国内での公演は終了しており、来年12月にも行う予定だった。同楽団は「今回の事態を踏まえて適切に対処していきたい」としている。 米メディアによると、ボストン交響楽団は客演指揮者の契約を打ち切った。ニューヨーク・フィルハーモッニック、シカゴ交響楽団も出演辞退を決めた。1985年~2010年にかけて、ソプラノ歌手3人、演奏家1人に対し、セクハラ行為をしたされる。
【9月13日 AFP】イタリア人テノール歌手、アンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli)の歌声が劇場の天井高くまで響いた。だが、人々の目はボチェッリではなく、その隣の指揮者にくぎ付けだった──ロボットの指揮者だ。 コンサートは12日、トスカーナ(Tuscany)州ピサ(Pisa)のベルディ劇場(Teatro Verdi)で、第1回国際ロボット工学フェスティバル(International Festival of Robotics)のグランド・フィナーレとして行われた。2本の機械の「腕」が生演奏を指揮する世界初のコンサートとなった。 指揮を務めたのは、スイスのロボット工学企業ABBが設計したロボット「YuMi」。ただ、YuMiは決められた曲を指揮することはできるが、即興や、演奏家たちに反応したり相互にやりとりすることはできない。 「教え込むのは非常に難しかった」と、YuMiと共演
Twitterで「もしショパンがHappy Birthday to Youを弾いたら」として、動画と楽譜を公開されている方がいました。聴くと‥‥確かにこれはショパンぽい! 素晴らしい完成度です。楽譜も配布されており「大切な人の誕生日などにご活用ください」とのことです。聴いている途中から「あれ、もしかして知ってる曲じゃない‥‥!?」となったら楽しいですね! 「もしショパンがHappy Birthday to Youを弾いたら」というネタの楽譜を作成しました。大切な人の誕生日などにご活用ください。楽譜画像は後でこのツイートへのリプで貼ります。 pic.twitter.com/WSEYr81SmN — tj@ピアノ (@tojio_) 2017年9月9日 楽譜ですっ!配布用の楽譜作るの初めてなのでおかしいところあったら優しく教えてください。ちなみに僕の誕生日は12/22です。 pic.twitt
fuchssama.hatenablog.com 前にこの記事で、クラシック音楽を聴くときに注目すべきことをいくらか紹介しました。 この記事では主に曲の内部の構造、言い換えれば和声や細かい技法について書きましたが、曲にはもう少し離れて遠目で見た時にみえる外側の構造、つまり”形式”というものがあります。 ただなんの知識もなくクラシック音楽を聴くと、その長さと耳慣れなさに尻込みしてしまいますが、形式のことを少し頭に入れると、聴いているときに迷子にならず、曲がずっと面白くなります。 クラシック音楽の中心となる古典派の時代(バッハ以後、18世紀後半から19世紀初めハイドン、モーツァルト、ベートーベンの時代)では、ソナタ形式というものが完成されて曲の重要な要素になりました。 もちろん他の形式(ロンドー形式等)もありますが、クラシック音楽を聴く際に一番目にし、問題になるのがこのソナタ形式で、これを理解
今年最もCDが売れたアーティストにかなり意外な名前があがった。ビルボードの発表によると、2016年米国で最もCDを売ったのはモーツァルトだ。 モーツァルトの没後225年にちなみ、10月28日にリリースされたのが200枚組のボックスセットの「モーツァルト225」。このセットがこれまで合計で125万枚のCDセールスとなった。 モーツァルトは今やドレイクやカニエ・ウェスト、ビヨンセよりも売れているアーティストということになる。ビルボードによると今年の米国のCD販売枚数は昨年から11.6%減少し過去最低の5,000万枚となった。対照的にストリーミングは急成長を遂げている。 今回、モーツァルトが売上1位になった背景には次のような背景が考えられる。まず言えるのは、クラシックファンの間では依然としてCDを買い求める傾向が強いことだ。オーケストラの演奏を聴くメディアとしては、恐らくストリーミングよりも
くるりとは? 1996年に立命館大学の音楽サークル「ロック・コミューン」内で岸田繁(Vo, G)、佐藤征史(B)、森信行(Dr)により結成。1998年10月にシングル「東京」でメジャーデビューを果たす。2007年より主催イベント「京都音楽博覧会」をスタートさせたり、「ジョゼと虎と魚たち」「奇跡」といった映画作品の音楽を担当したりと、その活動は多岐にわたる。幾度かのメンバーチェンジを経て、2011年から岸田、佐藤、ファンファン(Tp)の3人編成で活動していたが、2021年3月にファンファンが脱退。岸田と佐藤の2人体制で活動していくことを発表した。2023年10月に、オリジナルメンバーで制作したアルバム「感覚は道標」をリリース。2024年9月に、メジャーデビュー時より在籍していたSPEEDSTAR RECORDSとの契約を満了したことを発表し、翌10月にイタリアの音楽家ダニエレ・セーペと制作し
ジェラール・ドパルデュー& マックス・フォン・シドーPhoto by Clemens Bilan/Getty Images、 Photo by Jon Kopaloff/FilmMagic[映画.com ニュース] 音楽の父とも呼ばれる18世紀ドイツの大作曲家、ヨハン・セバスチャン・バッハの伝記映画が製作されることがわかった。 米ハリウッド・レポーターによれば、新作「バッハ(Bach)」は現時点では主役のバッハ役はキャスティングされていないが、仏俳優ジェラール・ドパルデュー、スウェーデン出身のマックス・フォン・シドー、独俳優アクセル・ミルベルク(「ハンナ・アーレント」)、独女優マリアンネ・ゼーゲブレヒト(「バグダッド・カフェ」)の出演が決定しているという。 ジェフリー・フリードマンが脚本とプロデュース、エリック・スタイルズが監督を務める。監督と脚本は比較的無名の存在だが、撮影監督にはビット
バッハの妻アンナ・マクダレーナによる無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007の写譜 ヨハン・ゼバスティアン・バッハの無伴奏チェロ組曲(むばんそうチェロくみきょく、イタリア語: Suites á Violoncello Solo senza Basso)は、チェロ独奏用の組曲で、以下の6曲が存在する。 第1番ト長調 BWV1007 第2番ニ短調 BWV1008 第3番ハ長調 BWV1009 第4番変ホ長調 BWV1010 第5番ハ短調 BWV1011 第6番ニ長調 BWV1012 作曲年代は明らかでないが、その大部分はケーテン時代(1717年-1723年)に作曲されたと思われる。ケーテンの宮廷オーケストラは12人の楽師で構成されており、宮廷ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者でチェリストも兼ねていた、クリスティアン・フェルディナント・アーベルのために書かれたという説がある。ヴァイオリンのように肩で支
音楽好きの心に残ったあれこれをじっくりとご紹介してゆく「音盤・音源 思い出語り」、今回は吉松隆バージョンでも注目を浴びた「タルカス」についてです。 クラシックの影響を受けたプログレ、現代音楽のオーケストラ曲に 昨年1月の日曜日の夜、自宅でNHK大河ドラマ「平清盛」を見ていた時…、いや、正確には、テレビがついていて「清盛」をやっていた時。テーマ音楽が始まってしばらくしたところで、聞き覚えのある変拍子が聞こえてきました。 なにっ!!!!「タルカス」じゃないか! あわてて画面に見入るとちゃんと「タルカス」のクレジットが。ああそうか、音楽を担当しているのがエマーソン・レイク&パーマー(EL&P)の「タルカス」の管弦楽曲版を編曲した吉松隆だったか、とようやく納得した次第。 タイトルバックだけでなく、ドラマ本編中も「タルカス」が使われる場合があるとわかり、しばしば日曜の夜、「平清盛」にチャンネルをあ
序奏部 Fortuna Imperatrix Mundi (フォルトゥナ、世界の王妃よ) ドイツの作曲家 カール・オルフ(Carl Orff 1895-1982)が1936年に作曲 修道院(ベネディクトボイエルン: Benediktbeuern)で発見された詩歌集。 全部で25部で演奏に約1時間かかるそうです。 1.O Fortuna (おお、フォルトゥナ) 2.Fortuna Plango vulnera (フォルトゥナのつれなきに) 世俗カンタータとも呼びます。 中世の世俗的な詩・歌集「カルミナ・ブラーナ」(中世ラテン語・古ドイツ語)。 放浪学生や若い聖職者の酒と女と愛の楽しさとはかなさを描いているそうです。 運命の歯車とも言われるように、「全てのものは運命に支配されるもので、運命の女神の持つ車輪の前にすべては服従せねばならない。」という内容で、この世の無常への嘆きと運命を表現している
月刊クラシック音楽探偵事務所 ・・・バックナンバー(2006年4月号〜2013年4月号) 一覧 特集1:大河ドラマ「平清盛」関係 ・大河ドラマ「平清盛」音楽制作メモ…2012年1月号 ・大河ドラマ「平清盛」音楽全仕事…2012年7月号 ・新春座談会「今だから話せる平清盛…2013年1月号 ・自伝抄「人間60年・作曲家35年」…2012年9月号 * * * * * * * * * * 2006年・・・・・ ショスタコーヴィチ交響曲第10番に仕掛けられた音号 ドン・ジョバンニ殺人事件(前編) ドン・ジョバンニ殺人事件(後編) バッハと五線紙の中の暗号 作曲家の夏休み ショスタコーヴィチ「森の歌」を深読みする ショスタコーヴィチ考〈バビ・ヤール〉をめぐって 左手のピアノを巡って 木管楽器の楽しみ 2007年・・・・・ ピアノの300年史 マタイ受難曲とジーザス・クライスト・スー
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