目的 Windows 10においてもランタイムがサポートされている、十分な改修費用が出せない、特殊なOCXで当時は.NETでは代替できなかったなど、諸事情により残っているVB6の案件はあると思う。 ここでは、そのような案件を.NETに変換する際の注意点、最低限やっておいたほうが良いことについて記載する。 簡単にいうと、そのままコンバートしただけでは、VB6のままでも変わらないのでは、と思うからだ ここでは、細かいロジックの良否については記載しない。 そもそも、言語により保守しやすいプログラムの成否が決まるのではなく、構成の考慮、リファクタリングを考えているか、が問題と考えるからである。 もちろん、VB6の特性(簡単さとあいまいさ、クラス仕様の機能不足(Implimentsはあるが。Inheritsはないことによる)、テストプロジェクトが公式では存在しない)が、雑然となりがちなことを招いてい