世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する文部科学省の請求を受け、東京地裁が教団への解散命令を決定した。しかし、教団を20年以上追いかけてきたジャーナリストの鈴木エイトさんは「これで終わりではない」…
誰もが情報を発信する力を持ち、今や選挙の結果にも大きな影響を与える「SNS時代」では、新聞と記者の振る舞いは常に人々の目にさらされています。『オールドメディア』と呼ばれるなど、その目線は得てして批判的で、時には『オワコン』(終わったコンテンツ)扱いです。 東京新聞も昨年9月に創刊140周年を迎えており、歳月ではオールドメディアです。批判にも真摯に耳を傾ける必要がありますが、オワコンではありません。 『東京新聞はなぜ、空気を読まないのか』(東京新聞)では私が編集局長だった時代(2011年6月~17年6月)を中心に、新聞の使命を、仕事ぶりを紙面も使って明示することに注力しました。新聞の価値を体系的に説明できていないことが、新聞批判やオワコン扱いにつながっていると感じているからです。 新聞の使命とは そもそも新聞の使命とは何でしょうか。人々の代弁者として権力を監視し、「本当のこと」を伝えて世に警
性被害を実名で訴えたジャーナリストの伊藤詩織さんが監督したドキュメンタリー映画について、「映像や音声が許諾なく使われた」と、訴訟の代理人を務めた弁護士が指摘している。伊藤さん側は、一部に許諾がないこ…
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景 斎藤元彦・兵庫県知事への熱狂的支持は、“日本版トランプ現象”なのではないか。かつて米大統領選でトランプ陣営の選挙ボランティアとして潜入取材したジャーナリスト・横田増生氏が1か月間、支持者に密着した。【前後編の前編。文中敬称略、年齢は取材当時】 ネットで“真実”に覚醒 マスコミが午後8時に当選確実を打つと、斎藤元彦事務所前に詰めかけた群衆からは「やったぞー!」、「当確だ!」という声とともに、「サイトゥ! サイトゥ! サイトゥ!」というコールが湧き起こった。支援者の中には、感極まって涙ぐむ人もいた。まさかの、“ゼロ打ち”に支持者は大いに沸いた。 斎藤コールの間に、「マスコミの負けや!」、「(マスコミは斎藤に)謝れ!」という声も挟まった。「マ
TBS系報道番組「サンデーモーニング」のコメンテーターなどとして活動するジャーナリスト、青木理氏は27日配信された動画投稿サイト「ユーチューブ」の番組で、自民党支持者を念頭に「劣等民族」と指摘した自身の発言を撤回し、謝罪した。「例え軽口とはいえ、極めて不適切だった。それについて謝罪して、撤回する」と釈明した。地上波のテレビ番組の出演は当面自粛するという。 青木氏は共同通信社の元記者。12日配信のユーチューブ番組で、対談相手のジャーナリスト、津田大介氏に「人々はなぜ自民党に投票し続けるのか」と問われ、「一言で終わりそう。劣等民族だから」と発言し、2人で笑い合った。この発言はSNSなどで立憲民主党の議員が「極めて差別的だ」などと批判していた。 青木氏は27日の番組で、発言した理由について「経緯や背景、言葉に込めた意味は実はいろいろある」とした上で、「劣等民族」という言葉に関して「エスニシティ(
9月10日金曜日放送 【9/20(金)ラインナップ】 ▼18:00~当日のニュース ▼19:00~青木理さん(ジャーナリスト) ▼19:45~「Screenless Media Lab. 」塚越健司さん ▼20:05~特集「犬や猫だけではなく、サル、カワウソなどもペットに~人と野生動物はどう共生していけばいいのか?」https://t.co/zG8vkOT3ad#ss954— 荻上チキ・Session (@Session_1530) September 19, 2024 >▼19:00~青木理さん(ジャーナリスト) おー本日、ご出演予定か。 これ、荻上チキ氏が【例の話題】を「取り上げるか否か」「どんな「自分のスタンス」を表明するのか」にも注目!!!#劣等民族https://t.co/BvnO1KSRyR— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonj
統一教会に「いやがらせ訴訟」をされたが勝訴藤井(2024年)3月12日、統一教会からのスラップ訴訟に関して、ようやく教団側の請求が棄却され、有田さんの勝訴で終わりました。損害賠償請求に該当しないという裁判所の判断でした。 私はその裁判の事務局のお手伝いをさせていただいていて、この1、2年、よく喫茶店で「どうしようか」と密談しましたね(笑)。それから呼びかけ人を集め、寄附も募り、インターネットでいろいろな呼びかけもし、ほぼ手弁当で超強力な弁護団もついてくれて。それでも経費はかかるので、そのお金を集めるために奔走した日々でした。有田さんは裁判が終わって率直にどう感じていますか。 有田 まずそのスラップ訴訟、「いやがらせ訴訟」をされるまでの話をしておきたいです。 2年前の7月8日に安倍晋三元首相銃撃事件があり、奈良市の近鉄・大和西大寺駅前で撃たれて亡くなりました。 実行犯の山上徹也は、お母さんが
(尾中 香尚里:ジャーナリスト、元毎日新聞編集委員) 3位に沈んで増幅した蓮舫への中傷 7日に投開票が行われた東京都知事選は、事前予想通りに現職の小池百合子氏の3選で幕を閉じた。「現職が負けたことがない」難しい選挙にリスクを取って挑戦した立憲民主党(出馬にあたり離党)の蓮舫前参院議員は、ふたを開ければ小池氏だけでなく、新人の前広島県安芸高田市長、石丸伸二氏にも及ばない3位に沈んでしまった。 結果はともかく、野党第1党として都知事選を「捨て試合」にせず「与野党ガチンコ勝負」の構図を創り上げた蓮舫氏の挑戦を、少なくとも筆者は高く評価したいと思う。 訴えの内容も(聞く人の政治スタンスによって好むと好まざるとの差はあるだろうが)立憲の理念を体現しており、小池氏との選択肢となる役割はおおむね果たしていた。「ひとり街宣」のように、若い世代などが政治へのファーストコンタクトになり得るきっかけも提示した。
■G7の中で最下位[ロンドン発]国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)英国支部は5月3日、ロンドンで2024年の「報道の自由度ランキング」を発表した。調査対象の180カ国・地域のうち日本は70位と前年68位から2つランクを落とした。主要7カ国(G7)の中で最下位だ。 (1)ノルウェー(昨年同)(2)デンマーク(同3位)(3)スウェーデン(同4位)と上位3カ国は北欧諸国が占めた。 G7ではドイツ10位(同21位)、カナダ14位(同15位)、フランス21位(同24位)、英国23位(同26位)、イタリア46位(同41位)、米国55位(同45位)だった。 欧州連合(EU)内部からロシアのウラジーミル・プーチン大統領を援護するオルバン・ビクトル首相が強権主義を強めるハンガリーでさえ67位(同72位)。アフリカのコンゴ共和国は日本よりランクが1つの上の69位である。 ■特定のテーマについて報道する
草山歩 @kusa_kanagawa 神奈川新聞記者。障害や福祉、メンタルヘルスに関心があります。記者・編集の仕事の他、イラストレーターとして絵も描いています。合言葉は「イラスト×地域活性化」。長距離ウォーキング、ご当地グルメ、鉄道写真撮影も大好き。2016JCJ賞、2018ファイザー医学記事賞 ※投稿は個人の意見で社の見解ではありません https://t.co/9v1eVG9x6E 草山歩 @kusa_kanagawa 以前飲食店で、料理を運んできた店員さんが不注意で私の膝に熱々の担々麺をひっくり返してしまったことがある。私が手元のおしぼりで膝を拭いていたら、しばらくして店員さんが戻ってきて、タオルを差し出した。私は、そのとき軽く返事をしただけで、たぶん礼は言わなかった。それは 2024-03-18 17:28:08 草山歩 @kusa_kanagawa 「私は既にマイナスのことをされ
埼玉県川口市などに住むトルコなどの少数民族クルド人らが19日、交流サイト(SNS)のX(旧ツイッター)による差別的な投稿で名誉を傷つけられたとして、フリージャーナリスト石井孝明氏に慰謝料など500万円を求め、東京地裁に提訴したと発表した。
(CNN) パレスチナ自治区ガザ市西郊の難民キャンプで、空中投下された支援物資が人々の上に落下し、少なくとも5人が死亡、10人が負傷した。現地のジャーナリストが明らかにした。 ジャーナリストはCNNに対し、シャティ難民キャンプの上空で航空機から支援物資が落下するのを目撃したと証言。ただ、どの国による空中投下かは確認できないと述べた。 ガザ市にあるシファ病院の救急部門責任者は、事故で5人が死亡したことを確認した。 シファ病院に搬送されてきた負傷者の一部は重篤な容体だという。 CNNが8日に入手した動画には、パレットに取り付けられたパラシュートが機能せず、空中投下が失敗する様子が捉えられている。パレットとその中身がガザ西部の住居ビルへ向けて高速落下する様子も見える。 他のパラシュートはおおむね適切に開いたようだが、それでもパレットは危険を及ぼしかねないスピードで落下しており、居合わせた人が逃げ
人間が持つ基本的な権利であり、何人も侵害されることがあってはならない――。「人権」について誰もが尊重し、とくに若い世代は、格差やジェンダーなどの身近な問題も含めて関心が強いとされる。その一方で、ジャ…
ジャーナリストの江川紹子氏が21日までにメディアプラットフォーム「note」を更新。17日に離婚を発表したプロフィギュアスケーターの羽生結弦さん(28)をめぐり、「取材や報道には『許可』が必要なのだろうか?」と疑問を投げかけた。 江川氏は、羽生さんの離婚発表をめぐる自身の“モヤモヤ”について書き出し、羽生さんが誹謗(ひぼう)中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道を受けている現状を訴えたことで、「『許可のない取材や報道』を当然のごとく悪と決めつけて非難する言説が飛び交っている」状況に言及。「取材や報道には『許可』が必要なのだろうか?」と問題提起した。 事件の渦中の人などに大勢の取材者が押しかけるメディアスクラムの問題等はあるものの、取材を打診するために対象者に接触せざるを得ない記者の立場も説明。また、「事柄によっては、当事者が望まない私事を、読者・視聴者の『知りたい』に応えることを優先し
性別変更に生殖機能をなくす手術が必要だとする性同一性障害特例法の規定を最高裁が25日の決定で違憲としたのは、要件を外すことに反対する性同一性障害当事者の多くの意見が無視されたものだ。強い違和感と危惧を覚える。 決定の多数意見には「(特例法施行後)これまでに1万人を超える者が性別変更審判を受けるに至っている中で、性同一性障害を有する者に関する理解が広まりつつあり」とある。 だが、自らも手術を受けて性別を男性から女性に変更した「性同一性障害特例法を守る会」の美山みどり代表らは、1万人以上が手術を受け、手術要件が社会制度として定着しているにもかかわらず、手術をせずに男性の姿のままで女性であるということが通じるのはよくないと主張してきた。 美山氏らは、手術要件が違憲となれば「女性専用スペースに男性器のある女性が入ることが可能になったり、出産する男性が出てきたりして社会が混乱する」とも訴えてきた。多
鈴木エイト氏が疑念「NG記者」らに怒号・罵声浴びせる大柄男性いた、質問挙手せず「私の直感だがメディア関係者ではない」 2枚 ジャーナリストの鈴木エイト氏が8日にX(ツイッター)に投稿。ジャニーズ事務所が10月2日に開いた会見を運営したコンサルタント会社が記者の指名NGリストを作成していたことが発覚するなど、疑念が生じている件で、「当日、私が抱いた最も大きな違和感は”客席”上手側の後ろの方に座っていた男性の存在とその言動だ」と指摘した。 2日の会見では、司会者の指名などを巡って、不規則発言や怒号が飛び交う場面があった。 鈴木氏は「大柄なこの男性は質疑応答の際も手を挙げることなく、NGリストの記者が質問者指名選別に異論を唱えていた時、被せるように『捌けよ、司会がぁ!』『司会がちゃんと回せよ!』などと罵声を浴びせていた」と記した。 「私の直感だが、この男性はメディア関係者ではない」と記した。 「
ジャニーズ会見で「最後まで当ててもらえなかった」鈴木エイトさん、質問をXで公開…それは「逸失利益に関して」 2023年10月2日 22時09分 「やや日刊カルト新聞」主筆として旧統一教会問題などを追及するジャーナリストの鈴木エイトさんが2日夜にX(旧ツイッター)を更新。この日行われたジャニーズ事務所の記者会見に参加したものの「前回(9月7日)とは異なり質疑応答は途中で終わり、最後まで当ててもらえなかった」と報告し、用意していた質問を投稿した。 鈴木さんが確認したかったのは「(被害者補償における)逸失利益に関すること」。「▽『絶対的支配』者だったジャニー喜多川の性加害とメリー氏による圧力はセット▽活躍の場を奪われ人生を狂わされた被害者への補償に関し疑問符▽『被害者救済委員会による審査・査定』における逸失利益の取り扱い▽慰謝料ではなく損害賠償として算出されるべき事案▽『法を超えた救済』を謳いな
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