【シリコンバレー=中藤玲】生成AI(人工知能)開発で後手に回る米アップルに対し、経営陣の新陳代謝を求める声が高まっている。ティム・クック最高経営責任者(CEO)を含め経営陣の4割が今年で10年以上の在任になる。最高執行責任者(COO)が退任するなど重い腰を上げ始めたが、経営に新風を吹き込む人事を急ぐべきだとの見方が多い。アップルは8日、ナンバー2であるCOO、ジェフ・ウィリアムズ氏が退任すると
この透過するインタフェースは、多くの人にかつてのWindows Vistaを思い出させたようだ。Windows Vistaは、2006年に米MicrosoftがリリースしたOSで、「Windows Aero」と呼ばれるデザイン言語を採用。透過ウィンドウなど、当時としてはリッチな視覚効果を実現していた。Windows Aeroは09年登場のWindows 7にも継承された。 海外のSNSでは「Liquid Glassはスマホ時代のVista」「AppleがiPhoneにWindows Vistaを導入した」「AppleはWindows Vistaを革新して“Aero Glass”(Liquid GlassとWindows Aeroを勝手に組み合わせた造語)を作った」などと話題に。Liquid GlassとWindows Aeroの画像を並べる人も多い。 もっともWindows Vista登場
同社のAI「Apple Intelligence」を拡充。電話、メッセージ、FaceTimeに「ライブ翻訳」を実装、テキストと音声をリアルタイムで翻訳。メッセージを直接相手の言語に変換して送信することも可能だ。生成AIを使った絵文字「Genmoji」を合体させて新しい絵文字を作る「Mix emoji」も利用できる。 カメラや画像などを処理できるVisual Intelligence機能も強化。あらゆるアプリの画面上の内容を検索・操作できる他、店舗や運送業者からのメールから注文追跡情報を自動特定・要約する機能なども追加する。 電話アプリは統一レイアウトを採用。ライブ留守番電話がアップデートし、通話スクリーニング機能を搭載する。担当者が電話に出るとユーザーに通知する保留アシストも搭載する。メッセージアプリでは、不明な送信者からのメッセージを専用フォルダに表示してスクリーニングできる機能を追加す
プラットフォーム全体にわたるユニバーサルなデザインが、Appleのソフトウェアの親しみやすさはそのままに、コンテンツへの注目を高め、新たなレベルの活力をもたらします 新しいデザインは、iOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoe 26、watchOS 26、tvOS 26にわたって採用され、各プラットフォームの独自の特性を保ちながらも、シームレスな体験を実現します。 カリフォルニア州クパティーノ Appleは本日、アプリとシステムの体験をより表現力豊かで楽しいものにしながら、すぐに親しみを感じさせる、美しい新たなソフトウェアデザインをプレビューしました。これは新しい素材であるLiquid Glassで作られています。この半透明の素材は、周囲の光を反射したり屈折させたりする一方で、よりコンテンツへの注目を高めるようにダイナミックに変化し、コントロール、ナビゲーション、アプリアイコ
折りたたみiPhone、「ほぼ見えない」折り目で2027年に登場か2025.05.20 10:0022,275 宮城圭介 いよいよ出るか、折りたたみiPhone。 もうすぐ出るぞ、まもなく出るぞと噂が絶えない初代折りたたみiPhone。Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)氏によると、Apple(アップル)初の折りたたみiPhoneはほとんど折り目が見えないディスプレイを備えて、2027年までに市場に登場する見込みという見解を示しました。 iPhone20周年記念にふさわしいモデルを計画中ガーマン氏は自身のニュースレター「Power On」の最新号でApple社内の一部では、「折りたたみiPhoneを20周年記念の主要プロジェクトの1つと捉えている」と述べています。もう1つのプロジェクトは、ほぼ全面ガラス製で、ディスプレイに一切ノッチがない曲面仕上
米アップルは、自社デバイス向けソフトウエア刷新の一環として、基本ソフトウエア(OS)の名称に大幅な変更を加える方針だ。 事情に詳しい複数の関係者によると、次期OSからはバージョン方式ではなく西暦に基づく名称が採用される。iPhone向けの「iOS 18」は「iOS 26」に置き換わる見通し。非公開情報であることを理由に関係者は匿名を条件に述べた。他のOSも同様に「iPadOS 26」、「macOS 26」、「watchOS 26」などになるという。 アップルは、ブランド全体の一貫性を維持し、ユーザーや開発者に混乱を生じさせやすい現在の命名方式を見直すため、今回の変更に踏み切る。現在のOS群(iOS 18やwatchOS 12など)は、それぞれ異なる時期に初版が登場した経緯があり、バージョン番号に統一性がない。
Apple純正モデムが始動 「C1」のルーツを探る:この10年で起こったこと、次の10年で起こること(91)(1/3 ページ) 現在多くの電子機器にとって最も重要なコンポーネントが無線通信チップ(およびチップセット)だ。SNSもWeb閲覧も通信チップがないと何もできない。車載機器でも本体にデータを持たず通信で地図や音楽を扱うものが増えている。とりわけスマートフォンは多くの無線通信によって構成されている。Wi-Fi、Bluetooth、NFC(Near Field Communication)は生活上も必須のアイテムになって久しいし、広域データ通信として4G、5Gは社会インフラになっている。 そうした必須アイテムの1つである広域データ通信の端末側モデムは多くの会社がチップを提供しているわけではなく、一般販売されるものは数社に限られている。米Qualcomm、台湾MediaTek、中国UNIS
セキュリティニュースメディアの「SecurityOnline」は2025年4月14日(現地時間)、Appleが提案していたSSL/TLS証明書の有効期間短縮案が正式に可決されたことを報じた。これによって公開TLS証明書の最大有効期間が段階的に短縮され、最終的に47日となる。 Apple、Google、Mozillaが支持 Webの安全性を向上させる証明書の短命化 Appleは以前から、証明書の有効期間を現行の最大398日から45日へと短縮する案「SC-081v3」をCA/Browser Forum(CABF)に提出していた。提案の背景には、万が一証明書が漏えいしても短期間で無効化されることによって攻撃者が悪用できる期間を短縮し、セキュリティリスクを軽減する狙いがある。 公開TLS証明書の有効期限に関する議論は以前から実施されており、Googleは90日間に短縮することを提案していた。さらに
米連邦政府のキャロライン・リービット報道官は4月8日の記者会見で、米Appleが現在は主に中国で製造しているiPhoneを米国内で製造できるという見解を示した。 この記者会見では、中国への関税を同日24時1分から引き上げることも発表した。現在、iPhoneの大部分は中国で組み立てられている。 リービット氏は記者からの質問に対し、トランプ大統領が米国での製造業の雇用を増やしたいと考えており、高度な技術やAIなどの新興分野においても米国が主導権を握るべきだと強調した。 同氏は、トランプ大統領はiPhone製造が米国に移転できるタイプの技術だと考えているのかという質問に対し、「もちろんです。米国にはiPhoneを製造するための労働力があり、資源があると大統領は確信しています」と述べた。 また、Appleが米国に5000億ドルという巨額の投資を行っていることを挙げ、「Appleが米国で製造できない
この記事は、2025年3月10日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。 ※この記事は、「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」をお申し込みになると無料で閲覧できます。 新型スマホ「買う買う詐欺」完結編 スマートフォンの「買う買う詐欺」を年単位で繰り返していましたが、先日、ようやく決着をつけました。悩みに悩んで「iPhone 16 Pro」を購入したのです。仕事でも使えるカメラが欲しかったこと、そして「ここまで来たら登場を待ってみよう」と思っていた「iPhone 16e」にがっかりしてしまったことで“詐欺”を終わらせることができました。 関連記事 半導体業界 2025年の注目技術 編集部が選んだ2025年の注目技術を紹介する。 3nmチップ「百花繚乱」 際立つ出来栄えの良さ
The AI management shift has been months in the making and predates Apple announcing the Siri delays. Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg 米アップルは人工知能(AI)分野での遅れを取り戻すべく、異例の幹部刷新を行っている。事情に詳しい関係者が明らかにした。 ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、AI部門を率いるジョン・ジャナンドレア氏の製品開発遂行能力を疑問視しており、音声アシスタント「Siri」の担当を複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」を担当するバイスプレジデント、マイク・ロックウェル氏に移すという。未発表情報であることを理由に関係者は匿名で述べた。 アップルの広報担当はコメントを控えた。 ロックウェル氏は、ソフトウエア担当
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は3月19日(現地時間)、デジタル市場法(DMA)に基づき、米Appleに対して特定の相互運用義務を順守するための措置を定めた2つの決定を採択したと発表した。この決定は、AppleのiOSプラットフォーム上での革新的な製品開発を促進し、欧州の消費者にとっての選択肢を増やすことを目的としているとしている。 欧州委員会は、AppleがDMAの相互運用義務の特定の側面を順守するために取るべき措置を明確にした。 今回決定された措置は、Appleに対し、主に以下の2つの改善を求めるものだ。 iOSの接続機能に関する措置 スマートウォッチ、ヘッドフォン、テレビなどの接続デバイスメーカーやアプリ開発者に対し、iPhoneの機能へのアクセス改善(スマートウォッチへの通知表示など)、より高速なデータ転送(P2P Wi-Fi接続、NFCなど)、より簡単なデバイス設定(
米アップルはソフトウエアの大幅刷新を準備している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。スマートフォン「iPhone」やタブレット端末「iPad」、パソコン「Mac」のインターフェースを新世代のユーザー向けに変えることを目指しているという。 未発表プロジェクトであることを理由に匿名で話した関係者によれば、刷新は年内に予定されており、基本ソフト(OS)の見た目が抜本的に変わり、アップルの各種ソフトウェアプラットフォームの一貫性が高まる。アイコンやメニュー、アプリケーション、システムボタンのスタイル変更などが含まれるという。 取り組みの一環として同社は、ユーザーが端末をコントロールする方法を簡素化することを目指していると関係者は語った。 アップルは、画期的な新インターフェースが需要の喚起につながることを期待している。ホリデーシーズンを含む2024年10-12月(第1四半期)では、iPhone
米Appleは3月4日(現地時間)、新型タブレット端末「iPad Air」を発表した。11インチと13インチの2モデル展開で、SoCをM3チップに刷新した。価格は9万8800円から、3月12日に発売予定。 ディスプレイは「Liquid Retina」を採用。P3色域をカバーするが、ProMotionには引き続き非対応。生体認証はトップボタンに内蔵された「Touch ID」が利用できる。Apple Pencil ProとApple Pencil(USB-C)をサポートし、ホバーなどにも対応。ストレージは128GB、256GB、512GB、1TBの4種類。インタフェースはUSB-Cを採用する。 新型のiPad Air用「Magic Keyboard」も用意。トラックパッドを大型化した他、ファンクションキー列を新設。画面の明るさや音量のコントロールなどの機能にアクセスできる。マグネットで装着し、
「iPhone 16e」における再生素材の使用割合は30%以上 具体的には、iPhone 16eの筐体に85%再生アルミニウムを採用する他、バッテリーに100%再生コバルトと95%再生リチウムを用いている。また、全てのカメラの配線、自社設計の全てのプリント回路基板のメッキ、USB Type-Cコネクター、その他の小型部品/標準部品に100%再生金を使用している。 複数のプリント回路基板には100%再生銅が、電磁誘導充電器(ただしMagSafe非対応)には100%再生銅ホイルと再生銅線が採用されている。自社設計の全てのプリント回路基板のハンダ付けには100%再生スズが用いられている。 振動と触覚フィードバック機能を実現する装置「Taptic Engine」には、100%再生タングステンと再生銅線を使用。全てのマグネット(磁石)には100%再生希土類元素が使われている。 背面ガラスには10%再
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