トヨタ自動車は、電気自動車(EV)の世界販売について「2026年に150万台」としていた目標を100万台程度へ修正した。部品メーカーに計画を伝えた。EVの世界販売が鈍化する中、各社はEV戦略の見直しを迫られている。トヨタの判断は、日本の完成車メーカーにも影響を及ぼしそうだ。 23年に創業家出身の豊田章男氏からトヨタ社長のバトンを受け継いだ佐藤恒治氏は「EVファーストの発想で事業の在り方を変える」と高らかに宣言、出遅れが指摘されていた電動化への取り組みを強化する姿勢を示していた。ただ、150万台という数字に関しては当時から「野心的すぎる」との声もあり、達成が疑問視されていた。 EV市場の伸び鈍化 それから1年半余り。世界はEV化に向けて加速したかといえば、むしろ逆だ。EV大手の米テスラの24年4~6月の世界販売台数は4.8%減の約44万台となり、2四半期連続でマイナスになるなど、EVの世界販
昭和初期のトヨタはどのようなクルマづくりを行っていたのか:トヨタ自動車におけるクルマづくりの変革(1)(1/5 ページ) トヨタ自動車がクルマづくりにどのような変革をもたらしてきたかを創業期からたどる本連載。第1回は、昭和初期に当たる1930年代から1940年代にかけてトヨタのクルマづくりがどのように進んでいったのかを見ていく。 1.はじめに いまや、安否確認のために小学生も持つようになったスマートフォンによって、世界中のあらゆる情報が簡単にしかも瞬時に収集できるようになった。本連載では、そのような非常に便利な端末がもちろん存在しなかった1930年代に始まり、1940年代、1950年代……といった感じで、約10年ごとの各時代の世界情勢や日本経済、自動車業界の状況を踏まえながら、トヨタ自動車(以下、トヨタ)を中心に、その他の自動車メーカーの動向といったクルマづくりに関する事項(例えば、その時
トヨタ自動車の佐藤恒治社長は9日、「型式指定」での認証不正を巡り、自身や豊田章男会長の経営責任について言及した。国土交通省への再発防止策の提出後、記者団の取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。――7月31日に是正命令が出てから早い提出だったのでは。「再発防止策は調査と並行して時間をかけて検討を続けてきた。先日の発表を踏まえて国交省との確認点を整理しながらまとめ、今回のタイミングになった」
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