全日本プロレスは7日、都内・事務所で会見を開き、5.29神戸大会でスーパー・ヘイトこと平井伸和選手が試合後に急性硬膜下血腫で倒れた事件の責任を取り、武藤敬司代表取締役社長が社長職を辞任すると発表した。 会見に登場した武藤は、「この度は平井選手の事件に関して、ファンのみなさま、関係者のみなさまにご迷惑をおかけし、本当に申しわけありません」と謝罪。事件に関しては、「最初の頃は何が何だが自分でも把握できなかった。徐々に悲惨な状況が分かり、(暴行に関わったとされるTARUら)選手を処分した。その中で、自分自身でもけじめをつけなければいけない」と決意し、本日付けで代表取締役社長を辞任した。後任には内田雅之取締役が昇格する。 社長を辞任したことで一所属選手となるが、「これからも立場は変われど、全日本のために精進していく。一刻も早く、平井選手が元気になる姿を見たいと思っている」と未だ意識が戻っていな