1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:白髪ねぎカッターが想像以上に楽しい道具だった >ライターwiki 家そば飲みの最適解かも? 家で乾麺のおそばをゆで、お昼に食べることは昔からよくありました。が、先日、晩酌時にちょうどいいおつまみがなく、何気なくおそばを1束ゆでて、それをつまみに飲んでみたら、なんだかすごく良かったんですよね。 もちろん、休日の昼におそばとともにビールを1杯、なんてことはこれまでも普通にやっていました。けれども夜、ひとり静かにそばと対峙しつつ、じっくりと飲む。その行為にここのところハマってしまっていて。 また、そんななかで気がついたことがあります。僕があくまで“家”でそば飲みをする際にいちばんテンションが上がるのが、個人的に「更科(さらしな)そば」だという