打ち合わせなどでメモを取る際に、もっぱらパソコンを使っている若い人も多いことだろう。手書きメモでは後から読み返せず、なくしてしまう懸念もあるが、データならば保管や再加工、配布も簡単だ。もはやキーボードを打つ方が速いという人もいる。 このような風潮に対して「パソコンによるメモはやめるべきだ」と提唱するコラムがネット上で話題となっている。日経ビジネスオンラインに9月8日に掲載されたもので、筆者は、現場を知る営業コンサルタントとして定評のある横山信弘氏だ。 部下は「メモはパソコンかスマホが常識」と主張するが タイトルは「『どうしてパソコンでのメモ」を繰り返していると脳力が落ちるのか?」というもので、架空の対談を中心にした構成になっている。 「今の時代、メモはパソコンかスマホでとるのが常識でしょう」と主張する部下に対し、営業部長が「何が便利だ! バカバカしい。メモぐらいパソコンなんかに頼るな。頭が