ブライアン・イーノ(Brian Eno)が手がけた『Windows 95』の起動音が、アメリカ議会図書館が文化的、歴史的、芸術的に重要な録音物を保存することを目的に行っている「全米録音資料登録簿(National Recording Registry)」に新たに追加されることが決定しています。 イーノは1996年にSFGateのインタビューで『Windows 95』の起動音の作曲について次のように語っていました。 「代理店から言われたのは、『人を奮起させるような、普遍的な、楽観的な、未来的な、感傷的な…などの音楽が欲しい』というもので、形容詞のリストが並び、最後に『3.15秒であること』と書かれていた」 イーノは完成する前に、84曲の「とてもとても小さな音楽の断片」を作曲したという。実際には、5~6秒ほどの長さでした。 2000年より開始された「全米録音資料登録簿」には、少なくとも10年以