※スタ丼(550円)。真ゲッターロボ並みの破壊力のある味。ニンニクフレーバーもゲッター光線なみ。 豚バラ肉とネギを炒めあげ、ニンニクと醤油で味付けしたスタミナ丼。首都圏を中心に、約10年で全国区の食べ物になっていった。だが一方で濃厚な味わいに「飽きた」との声もふえ、バブルは崩壊したと言われている。実際、客が減ったことから素材の質を落としているような店もあるというから、飽きた客をさらに離れさせる悪循環も生まれている。 だがかつてはあんなに大好きだったのに、「スタミナ丼ってもうよくない?」と絶望した人にこそ、食べて欲しいスタミナ丼がある。 それは西東京地区・国立にある「サッポロラーメン国立店」のものだ。ここが、スタミナ丼発祥の店なのである。1971年に創業、味噌、醤油などのラーメンを出すなかで、先代店主が平成どんぶりシーンに革命を起こすことになる、その味を作りだしたのだ。 1994年に惜しくも