スクウェア・エニックスは3月27日、『サガ フロンティア2 リマスター』を発表し、3月28日に発売した。『サガ フロンティア2 リマスター』は、1999年にPS1で発売された『サガ フロンティア2』(以下、サガフロ2)をリマスターしたもの。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)/PS5/PS4/iOS/Android。 筆者はオリジナル版をプレイ済みで、当時のプレイ感想は「人を選ぶが、大好きな作品」であった。つまり好きだが人には薦めづらい作品ではあったということだ。今回スクウェア・エニックスよりそんな本作のリマスター版をいち早くプレイできる機会を提供してもらい、喜びと不安を胸にリマスターをプレイした。結論からいうと、「人には薦めづらいが、遊んでほしい」という気持ちがさらに強まった。 オリジナルのまばゆい魅力と、重めのボトルネック 『サガフロ2』の基本情報は
1990年代から2000年代にかけて、「美少女ゲーム」というジャンルはオタク文化において「ひとつの時代」を築いていた。青春であり、奇跡であり、芸術であり、人生だった。 魅力的な美少女キャラクター、泣けるストーリーは多くのユーザーを夢中にさせ、「泣きゲー」というジャンルが社会現象になるほど。メディアミックスも盛んに行われ、「18禁ゲーム」の枠を飛び越えて熱狂が広がっていった。 そのムーブメントの中心を担っていた存在として美少女ゲームブランドの「Leaf」、そして「Key」の名をあげて、異論のある方はいないだろう。 (画像はLeaf公式サイト、Key公式サイトより)両ブランドは、熱狂的なユーザーの中では「葉鍵」と呼ばれ、コミケでも「Leaf&Key」がいちジャンルとして取り扱われた歴史がある。 『ToHeart』、『WHITE ALBUM』、『うたわれるもの』 『Kanon』、『AIR』、『C
双剣には「鬼人化」と「鬼人化強化状態」がある双剣には「鬼人ゲージ」がある。これが最大の驚きポイントでした。この概念を知らないと双剣は宝の持ち腐れになってしまいます。すでに3000時間ほど持ち腐らせている筆者が言うのですから、間違いありません。 双剣のポテンシャルを “引き出せていなかったこと” に対しては自信があるまず双剣の基本的な操作方法を紹介します。双剣は通常の状態で攻撃してもかすり傷くらいしか与えられません。なので、「鬼人化」をして戦う必要があります。さすがにここまでは筆者でも知っていました。 <鬼人化> 鬼人化状態中は攻撃力が上がり、特殊な攻撃を繰り出せるほか移動や回避も強化される。しかし、発動中は徐々にスタミナを消費する。 そのため筆者はこれまで下記のような戦い方をしていました。 ①鬼人化状態でモンスターに攻撃 ②スタミナが0になり鬼人化が解除 ③しばらく通常状態で攻撃(かすり傷
カプコンは2月28日、『モンスターハンターワイルズ』を発売した。本作の発売に際して、とあるネパール料理屋のXアカウントが「チーズナンが大人気になっている」として本作への感謝を報告。ゲーム中の食事シーンによって、チーズナンの需要が高まっているようだ。 本作は、ハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』シリーズ最新作だ。舞台となるのは、ギルドが調査したことのない未踏の領域「禁足地」。荒廃期、異常気象、豊穣期の3つの季節が移り変わるほか、さまざまな生物が生態系を形作るフィールドが特徴となる。数年前に謎のモンスターに襲われた集落から逃げのびて保護された少年ナタの証言を手がかりに、プレイヤーは調査隊のハンターとしてこの地に足を踏み入れる。 本作発売後に、現実の「ネパール料理屋」が繁盛しているという報告が寄せられている。“モンハン効果”で売上が伸びたと伝えているのは、東京都杉並区新高円寺駅近く
NHKスペシャル『ゲーム×人類』1月25日~26日に放送。『FF14』吉田P/D、『スト6』中山DもVTR出演。ゲームと人類の現在地と未来を探る2日間 NHKスペシャル『ゲーム×人類』が2025年1月25日(土)~26日(日)の2夜連続で放送される。ナビゲーターとナレーションを務めるのは三浦大知さん。ほかにも吉田直樹氏(ファイナルファンタジーXIV プロデューサー兼ディレクター)、中山貴之氏(ストリートファイター6 ディレクター)がVTR出演する。 パート1では、29兆円規模のゲーム市場の舞台裏や、eスポーツスターの成功例、さらに個性が光るインディーゲームの可能性を紹介。パート2では、ゲームが人間の能力や社会に与える影響を深掘り。全盲の選手の活躍やオンラインゲームを通じた新たな人間関係、『マインクラフト』に建設された“無検閲図書館”が伝える表現の自由の重要性など、あらゆるテーマを取り上げる
横山昌義氏(以下、横山氏): 『龍が如く』1作目と同じですよね、年代的な意味では。 ──今回、お話をうかがうにあたり、簡単な桐生の年表を用意してみたんです。年表を作って改めて思ったのが、桐生は自由な時間が本当に少なかったんだなと。 横山氏: すごいですね、こうやって見ると。ただ……まったく覚えてないんです。 ──いやいやいやいや(笑)。 横山氏: いや本当に。「そうか」って感じなんですよね。『龍が如く0 誓いの場所』(以下、『龍が如く0』)』を制作する際に、開発で年表を作ってみたら空いていたのが20歳のときしかなかったんです。 ──ちなみにAmazonのドラマでは、脚本に横山さんが関わっているのですか? 横山氏: もちろん監修はしてますが、ストーリー・脚本はSean Crouch(ショーン・クランチ)さんと中村勇吾さんが手がけています。おそらく脚本陣は「龍が如く」シリーズをものすごく理解し
バンダナはどうした。「餓狼伝説 City of the Wolves」にイメチェンしたビリー・カーンが参戦。キャラクター紹介トレイラーが公開に 編集部:杉浦 諒 SNKは本日(2024年7月26日),同社が2025年初頭に発売を予定している新作タイトル「餓狼伝説 City of the Wolves」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4)に,シリーズお馴染みの「ビリー・カーン」が参戦することを発表し,キャラクター紹介トレイラーを公開した。 ビリー・カーンは,シリーズ第1作目「餓狼伝説」でギース・ハワードの側近として登場したキャラクターだ。ギースが死亡したあとはハワードコネクションのトップとなり,かつてのボスの仇であるテリーと戦う機会をうかがっている。 戦闘スタイルは棍のリーチを生かしたお馴染みの戦い方を維持しているようだが,今回はトレードマークだったバンダナを
「悪役令嬢を探して」第1回:「乙女ゲームの悪役令嬢」は実在するのか? 90年代乙女ゲームから悪役令嬢を見出してみよう ライター:向江駿佑 近年人気を集める「悪役令嬢」もの。だが,そのイメージソースとされる「乙女ゲームの悪役令嬢」の存在については,これまで幾度となく疑義が呈されてきた。では,本当に乙女ゲームに悪役令嬢は存在しないのだろうか? 今回4Gamerでは,ゲーム研究者・向江駿佑氏に依頼し,乙女ゲームの中に見出せる「悪役令嬢」の歴史を,全3回にわたって編纂してもらうこととした。第1回は90年代,第2回は00年代,第3回では10年代〜を取り扱う予定だ。「アンジェリーク」以降無数にリリースされてきた作品群の中にある悪役令嬢たちの輝きを,ぜひ読者諸氏にも確認してほしい。 2024年3月にNintendo Switch用ソフト「悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される」(オペラハウス)が発売されるな
RPGでは当たり前に存在する「回復」と「ショップ」をなくした理由──「回復」というのはこれまでのRPGにおいて当たり前に存在している要素だと思うのですが、『サガ エメラルド ビヨンド』では回復がないとお聞きしています。なぜRPGのバトルから回復という存在を排除したのでしょうか? 河津秋敏氏(以下、河津氏): 自分としては、回復はバトルを引き延ばしてプレイヤーの時間を奪っている要素だと思っているんです。ゲームに縛り付ける時間を長くするだけの要素で、必要性を感じないんですね。 ──回復はユーザーの時間を奪っている……ですか。これまでRPGには当たり前に存在していた要素なだけにその視点は驚きです。 河津氏: それに回復があると、回復役に盾役に攻撃役にと、パーティ編成が固定化されてしまうじゃないですか。そうすると自由度がなくなる。 自分自身、HPが削られるのが嫌いなのでどうしても守りを固めて回復で
のっち 正直に言うと私、「FF」はそんなに詳しくないんです。「16」はやったんですけど、「10」は途中まで、「14」も序盤までしかできてなくて。だから私の中で吉田さんは「NieR Re[in]carnation」の公式生放送に「14」コラボの話をしにくる偉い人っていう認識で(笑)。基本的な質問ですけど、吉田さんは「14」のどこから携わっているんですか? 吉田 スクウェア・エニックスには「ドラクエ」の開発として入社したんです。もともと、今はなくなっちゃったハドソンという会社で「ボンバーマン」とかを作っていて、縁があって「オンラインの『ドラクエ』を作るから来ないか?」って声をかけていただいて。それでしばらく「ドラクエ」を作っていたんですが、「14」の最初のバージョンがリリースされたときに「遊べることが少ない」とか「ラグが大きくてちゃんと遊べない」みたいな問題が多くて、総指揮として入ってそれをな
eスポーツドクターのREKKAです。 日本最大規模のeスポーツ大会 EVO JAPAN 2024にてeスポーツドクターとして協力させていただいた経緯、報告について、 X(旧Twitter)に投稿しようかと思ったのですが、長くなりそうだったのでnoteに投稿させてもらいます。 eスポーツ×医療というものについて僕なりの想いを綴りましたのでお時間あります時に一読していただけたら幸いです。 ・格闘ゲームとの出会い元々KOFなどは中学生時代に少し触っていたことはありましたが、 僕が格闘ゲームを真剣にやり始めたのは医学生時代の約15年前。 タイトルはストリートファイターⅣでした。 当時はネット対戦が主流の今と違ってゲーセンでプレイする環境であり、 自分は「RE:」という名前でフェイロンを使っておりました。 ただ勝ちたくて、強くなりたくて、当時の聖地といわれていた 新宿のタイトーステーションに入り浸っ
「かまいたちの夜」30周年インタビュー(前編)。“特異な書き手”である我孫子武丸氏と,常識にとらわれないスタッフが傑作を生んだ ライター:柳 雄大 カメラマン:永山 亘 今年(2024年)は,スーパーファミコン用ソフト「かまいたちの夜」の発売(1994年11月25日)から30周年にあたる。 チュンソフト(現在のスパイク・チュンソフト)が開発した同作は,テキストの面白さを中心に据えた「サウンドノベル」というゲームジャンルを確固たるものとし,現在に至るまで数々の後継作がリリースされた。 シリーズ累計販売本数は200万本を突破しており,今年3月には舞台「かまいたちの夜 〜THE LIVE〜」の上演が発表されるなど,今なお根強い人気を誇っている。 関連記事 舞台「かまいたちの夜 〜THE LIVE〜」,東京・大阪で6月に公演決定。我孫子武丸氏監修のオリジナルストーリーが描かれる キョードーメディア
ぼくはガールズバーやキャバクラの類に行ったことがいちどもない。なんならふつうのバーや居酒屋すらほとんどない。 そもそもお酒が飲めないし、人と話すのも苦手だからだ。ひとりでゲームで遊んでいたほうがよほどいい。 よく「いやなことがあったからキャバクラに行って気持ちを晴らす」みたいな話があるが、意味がわからない。いやなことにいやなことを重ねて、いったいなにが楽しいのか。 この『バニーガーデン』の主人公である乾田杯人(かんだはいと)は、会社をクビになってしまったらしい。 現実の日本であれば、退職勧奨はともかく、社員の解雇はよほどのことがないと難しい。推測だが、単なるミスのレベルではなく、信用した誰かにだまされて悪事の片棒をかついでしまった、くらいのことはありそうだ。 杯人の「クビを伝えられたときだって、上司さん泣いてくれてたもんな。君の力になれなくて申し訳ない、って。」というセリフからも、その可能
1年くらい前、『ブルーアーカイブ』の最終編を遊んで、「あ、そういうことか」と納得したことがあった。 今から、この「ブルアカで得た納得」について書いていこうと思う。 私は、「エロゲ」というものを遊んだことがない。 もっと言うと、「エロゲという時代」を知らないのだ。 いくつか「全年齢版」を遊んだことはあるけど、18禁シーンが存在している&アドベンチャー形式の「エロゲ」というものを、遊んだことがない。というか、私が物心ついた中学~高校の頃には、スマホを中心にした「ソシャゲ」がメインストリームだった。 そして、私は一応ゲーム系に携わる仕事をしていて……自分より、ひと回りふた回り歳が離れた人と話すことも多い。 その人たちが「エロゲ」について語り始めると、それはそれはもう熱い思いを語り始めるのだ。いい思い出も悪い思い出も含めて、あのメーカーがどうだ、このヒロインがどうだ……とにかく、「エロゲ」という時
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く