2020年、macOSデバイスのApple Siliconへの切り替えが発表されました。ここに至る13年間、iOSデバイスのSoCの歴史はそのままシリコンの進化の結晶、そしてそこに挑むエンジニアの血と汗と涙と涙の結晶でもあります。それを傍目に勝手に話す、そんなセッションです。
その1:プロローグ 「ソリトンSide-B、観てました」 いままで何度この言葉を聞いただろう。 『土曜ソリトンSide-B』は1995年4月から一年間、NHK教育テレビ(弦・Eテレ)で放送されたバラエティ。僕は緒川たまきさんと2人で司会を務め、毎週エンディングで弾き語りをした。「1年間だけだったんですか? もっと長かったと思ってました」と、これも数えきれないくらい何度も聞いたことば。 タイトルの「Side-B」は「レコードのB面」に由来している。「シングル盤のB面には埋もれた名曲が多くある。そんな、物事のあまり表に出てこない側面に光を当てて掘り下げる番組」たしか企画書の冒頭にそんな文言があった。 今でこそ「サブカル」という価値観は広く認知されているけれど、1995年当時はまだインターネット普及前、CSもなく、BSはWOWOWとNHKしかない時代。全国津々浦々まで届くNHK地上波の影響力は今
私は生命科学を専門分野とする研究者だ。妻が上海人ということもあり、5年ほど前に上海に異動し、それ以来こちらで研究教育を続けている。 本稿執筆のきっかけとなったのは、最近発表された「Times Higher Education(以下、THE)」世界大学ランキングにおいて、「北京の清華大学がアジアトップの20位となる一方、東大の順位がそれより下の36位」といった内容のNHKニュースのツイートとそれに対する、ツイッターでの私のコメントだ。 この記事、深刻な点は別にあって、東大がジワジワ順位を下げつつあるということより「日本のほとんどの大学が10年前から急速かつ大幅に順位を下げている」という点かと。例えば私が学位取得した東工大は2011年に112位だったのが今年301-350位。「国立大学独法化」や「選択と集中」の明らかな失敗かと。 https://t.co/77jLZK8hs7 — Hattor
6189333757001新型コロナウイルスによる危機をきっかけに世界は不連続の時代に入りました。あすはきのうの延長線上になく、古代ローマでパクスと呼ばれた平和と秩序の女神のいない世界が広がります。「パクスなき世界」のあすを考えるための視座をどこに置くべきでしょうか。建築家で東大特別教授の隈研吾氏に、コロナ後の都市モデルなどについて聞きました。【関連記事】新たな「都市像」描けるか 人口集中から知の集積へ 成長の女神 どこへ コロナで消えた「平和と秩序」――今の都市はどう形成されたのでしょうか。「自然災害や疫病をきっかけに都市は次の段階に進んできた。ペストの流行は中世を終わらせてルネサンスをもらたした。人々は中世的な村に対して都市によって疫病を克服しようとした。リスボン大地震の後には狭い道や木造建築をなくそうと19世紀以降の欧州の都市が生まれた」「現在の都市モデルは20世紀の米国で生まれた。
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