JR東日本は4月6日、首都圏の駅に番号をふって分かりやすくする「駅ナンバリング」を首都圏の276駅に10月1日以降、順次導入すると発表した。訪日外国人の増加に対応し、駅名標は日本語と英語、中国語、韓国語による4カ国語表記に改める。 駅ナンバリングは駅に特定の番号を割り振り、案内などを分かりやすくするもので、首都圏では私鉄各社が導入している。 JR東は電車特定区間(E電区間)の各駅に導入。原則として(1)アルファベット2文字の「路線記号」、(2)数字2けたの「駅番号」、(3)路線ごとのカラー──の組み合わせで表す。 新宿駅など、多くの路線が乗り入れる駅については、アルファベット3文字による「スリーレターコード」を導入する。 山手線の新宿駅は、山手線の記号と新宿駅の駅番号を組み合わせた「JY 17」と山手線カラーの黄緑色で表し、さらに新宿駅のスリーレターレコード「SJK」を表示する──というイ
11月3日深夜、JR中央線車内で優先席の座席下の電源コンセントから、スマホを繋いでいる人を見かけ、写真に撮ってツイッターに流したところ、この行為が違法か、マナー違反なのか、顧客サービスなのかという反響を多く頂きました。 私のツイッターの投稿↓ ツイッター上の議論だけでは、この電源コンセントの設置目的が分からなかったので、11月5日にJR東日本の広報部報道グループに問い合わせ、昨日、正式に回答をいただきましたので、以下に掲載します。 以下回答です: ============== 過日ご質問いただきました標題の件について、以下の通りご回答いたします。 お返事にお時間をいただいてしまい申し訳ありませんでした。 <質問内容> ・在来線普通車両に設けられている電源コンセントの設置目的と用途 →車内清掃や点検、検査時に使用出来るように設置しています。 ・使用できる人の範囲(例:清掃員、ペースメーカーな
電子機器大手オムロン(京都市下京区)が、JR東日本の4駅で撮影した乗降客の映像を、JR東に無断で別の研究に流用していたことが朝日新聞社の調べでわかった。不審行動を割り出すセンサー技術の研究に使い、総務省の外郭団体から約2億5千万円を受け取っていた。 映像が流用されていたのは、熱海(静岡県熱海市)、板橋(東京都板橋区)、国分寺(同国分寺市)、桜木町(横浜市中区)の4駅で、撮影時間は少なくとも計120時間に及ぶ。 オムロンは2008~09年、4駅の改札付近の乗降客の流れを調べる流動調査のために各駅に10台ほどのカメラを設置。JR東側からDVDで映像の提供を受け、契約に基づき分析結果をJR東側に報告した。オムロンはJR東側とデータを一定期間後に破棄することや、委託した目的以外では使わないことを約束していた。一方で、総務省所管の独立行政法人「情報通信研究機構」(東京都小金井市、NICT)の事業公募
メール共有サービス「グーグルグループ」で空港の設計図などをグーグル日本法人が流出させていた問題で、東京駅や新大阪駅の内部情報もインターネット上で誰でも閲覧できる公開状態になっていたことが、11日分かった。 空港に続いて駅の情報も流出していたことがわかり、2020年の東京五輪・パラリンピック開催に向けてテロ対策などの見直しなどを進めている国土交通省も調査に乗り出した。 東京駅では、JR東日本の子会社が運営し、駅に隣接するグラントウキョウサウスタワー(地上42階、地下4階)の地下1階部分が公開状態になっていた。外部には非公開の特別高圧線の位置や、ビルの心臓部とも言える「中央管理室(防災センター)」などの施設が詳細に記入されていた。同駅の改札内の地下1階にある商業施設「グランスタ」の図面には、「中央配線室」「機械室」などの各部屋のほか、各店舗が売上金を入れる「入金機室」の場所も明記されていた。施
2020年の東京オリンピック開催を機に羽田空港の利用拡大が見込まれるなか、JR東日本は、東京都心と羽田空港を結ぶ新しい鉄道路線を整備する検討に入りました。 課題となっている都心の交通インフラ整備を巡る検討作業が、本格的に動き出すことになります。 関係者によりますと、JR東日本が検討に入ったのは、山手線の田町付近から海岸部を通って羽田空港方面に向かう現在休止中の貨物線を活用した新しい鉄道路線です。 空港付近でトンネルを造って貨物線と空港とを直結させ、都心から列車が直接乗り入れるルートを軸に検討を進める方針です。 2020年の東京オリンピック開催を機に羽田空港の利用客がさらに増加することが見込まれるのに対し、JR東日本は、子会社の東京モノレールでは輸送力に限界があるため、今回の新線の整備によって、増大する需要を確実に取り込みたいねらいがあります。 JR東日本は、今後、新線の実現に向けて、建設費
個人情報保護に詳しい鈴木正朝・新潟大学教授は、JR東日本が交通系ICカード「Suica」の乗降履歴データを日立製作所に販売した件は、個人的には現行法でもクロと言わざるを得ないと指摘。その上で「ビッグデータ」ビジネスの中核は、国際競争力を発揮できる「医療イノベーション」にあると主張する。日本の産業力強化のためには、個人データの保護レベルを国際水準に引き上げて、ゲノム情報を世界から持ち込んでも安心されるハブ機能を持つ必要があると訴える。 私は現行法でクロと言うべきだと思います。JR東日本を叩くつもりはありませんが、あえてクロだと指摘することで、個人的にこの事例から浮かび上がる現行法の問題点を明らかにしたいのです。 そもそも今回の話はビッグデータというオブラートに包まれていますが、乗降履歴は伝統的なデータベースによるただの受託データです。例えて言えば、何百社もの給与計算のデータを持つ受託企業が委
JR東日本は2013年7月25日、Suica乗降履歴の外部提供についてプレスリリースやQ&Aを公開するとともに、利用者が保有するSuicaをデータ提供の対象から除外できるようにする「オプトアウト」の受付を翌26日に始めた(参考記事)。 これらの発表資料では必ずしも明確ではなかったデータ提供の詳細について、改めてJR東日本の担当者に取材した。以下、要点をインタビュー形式で紹介する。 提供対象となったSuica乗降履歴のデータ項目と、その粒度は。 乗降駅、利用日時、鉄道利用額、利用者の性別と生年月、そしてSuicaIDから変換した識別用IDだ。日時は秒単位で渡している。数字は個々のSuica読み取り機のタイマーに準拠するので、どこまで正確かは分からないが・・・。 誕生日を年単位でなく月単位で渡したり、利用日時を秒単位で渡したりと、引き渡すデータの粒度が必要以上に細かい印象を受ける。 大枠でいえ
交通系ICカード「Suica」のデータを販売するとしていたJR東日本は、発表後の大きな反発を受け、希望者には社外のデータ提供から除外することを明らかにした。7月26日より受け付けを開始する。9月25日までに要望があった分は、既に企業に提供されているデータを除外したものに差し替えるという。 希望者は、SuicaID番号を専用のメールアドレス「 jogaiyobo@jreast.co.jp 」に送信するか、電話でSuicaIDを伝える。電話番号は03-5334-1655(土日祝日を除く平日10時~17時まで受け付け)。なお、SuicaIDは、カードの裏面に記載されているJEから始まる番号で、モバイルSuicaなら「Suica利用状況確認」から「Suica情報」を選択すると見られる。詳細はウェブサイト(PDF)に記載されている。 日立製作所は6月27日、JR東日本からのデータ提供により、駅エリア
JR東日本は7月25日、社外提供するSuica利用データの取り扱いについて公表した。日立製作所が同データを利用して行う解析サービスについて、プライバシー面の不安や「事前の説明・同意が不足しているのでは」といった批判の声が上がっていたのを受けたもので、JR東日本は「大変なご心配をおかけした」と謝罪。希望者はデータ提供から除外できるようにする。 JR東日本によると、日立に提供するのは「Suicaでの乗降駅、利用日時、鉄道利用額、生年月、性別およびSuicaID番号を他の形式に変換した識別番号」からなるSuica利用データ。 SuicaID番号はSuicaに割り振られたユニークな番号で、Suica裏面の「JE」から始まる文字列。同社によると、提供データからは元のSuicaID番号に復元できないようにしており、利用者の氏名や連絡先とひも付けることができまないという。また特定のSuicaのデータを長
JR東日本は2013年4月17日、同社の各種会員サービスをシングルサインオンで利用できるポータルサイト「My JR-EAST」において、97アカウントへの不正ログインを検知したと発表した。現在、当該の97アカウントにはMy JR-EASTへログインできない措置を実施している。 今回の事象は、大手サイトへの不正ログインが相次いでいることを受けて、同社が調査を行った際に明らかになった。同社によると、3月31日12:26~13:52の間に、特定のIPアドレスからMy JR-EASTのログイン画面に対して、約2万6000件のアクセスがあったことを4月16日に確認。このアクセスによって、97人の会員のアカウントが不正にログインされたことが判明した。
18日から22日にかけてJR東日本サイトのキーワード検索機能がガンブラー亜種によって、再び改ざんされた。23日現在、キーワード検索機能は停止されている JR東日本のサイトが、再びガンブラー亜種ウイルスによって改ざんされた。昨年12月の改ざんからわずか2か月であり、管理体制の甘さを露呈している。他サイトでも被害は沈静化するどころか、「ガンブラーX」が再び活動を始め、わずか2週間で国内1000サイトが被害に遭っている。(テクニカルライター・三上洋) 以前と同じ検索ページが改ざん JR東日本のサイト内の検索ページが、再びガンブラー亜種により改ざんされた。同サイトは昨年の12月に改ざんされたばかりで、それからわずか2か月で再び被害に遭った格好だ(以前の改ざんについては「ガンブラーウイルスが猛威…JR東サイトも改ざん」を参照)。 JR東日本によると「弊社ウェブサイトのキーワード検索機能の一部がガ
(お詫び)ホームページの再開について 不正改ざんにより停止していた弊社ホームページにつきましては、調査・確認が完了しましたことから、サービスを再開しています。お客さまにはご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げます。 1. ホームページの復旧状況 2009年12月23日(水)19:00頃から ※すべてのサービスを通常通りご利用いただけます。 2. 不正アクセスにより改ざんされたページ及び期間 ・JR東日本ホームページ内キーワード検索 2009年12月8日(火)21:40〜12月21日(月)23:55 ・大人の休日倶楽部内の東京講座ページ 2009年12月18日(金)11:00〜12月22日(火)21:00 3. 改ざんの原因となったウィルスについて ウィルスの種類:「Gumblar」亜種 Gumblarウィルスとは、改ざんされたWebページを表示すると感染するウィルスの一種です。感染
ダイヤ変更刻限知らずに新幹線不通 JR東2009年1月5日21時30分印刷ソーシャルブックマーク JR東日本の全新幹線を管理するシステム「COSMOS(コスモス)」のトラブルで12月29日に東北や上越など5新幹線が3時間不通となった問題で、同社は5日、午前6時の始発直前まで続いたダイヤの変更作業の遅れが原因だったと発表した。 午前5時以降はデータの日付変更が出来ないシステムだったが、同社は事実上知らず、更新に手間取った。 同社によると、雪や強風による前日のダイヤの乱れや年末の増発のため、29日は運行するほぼすべての新幹線(389本)の車両のやり繰りを変える「過去に例のない作業だった」(同社)という。終電後、29日分のデータの入力を終えたのは、始発直前の午前5時45分ごろ。しかし、午前5時を過ぎていたので、更新が出来なかったという。 川野辺修・運輸車両部長は「システムの運用の仕方に齟齬(そご
ハロウィーン「山手線ジャック」防げ JRなど警備強化2008年10月29日20時10分印刷ソーシャルブックマーク JR山手線の各駅に張り出しているハロウィーン警戒用ポスター(右)=東京都新宿区のJR新宿駅 31日のハロウィーンに向けて、東京の都心を走るJR山手線の警戒レベルが上がっている。去年、仮装した多数の外国人らが車内で暴れ、電車に遅れが出る事態になったからだ。JR東日本や警視庁は警備を強化し、張り紙で警告するなど対策に乗り出している。 今月中旬、JR山手線の全29駅に日本語と英語の「警戒用ポスター」が張り出された。駅や車内で集会や大騒ぎするなどの行為を禁止し、違反すると処罰するという内容だ。JR東日本と警視庁鉄道警察隊が連名で出した。 JRなどによると、昨年はハロウィーンを前にした10月27日の土曜日の夜、仮装した、日本在住と見られる多くの外国人らが山手線に乗り込んだ。酔った人も多く
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