共働き世帯で家事を分担しようという意識は近年、社会的に広がっていると思う人が多い一方で、7割以上の夫婦が疲れや家事分担でのトラブルを経験しており、2年前より経済的にも子育て・夫婦間でも「余裕がない」——。 パナソニックが実施した、30〜40代夫婦のライフスタイル調査(※)で、こんな「現代の共働き夫婦像」が明らかになった。調査では、夫の8割近くが仕事で、妻の6割超が仕事と家事で疲れており「夫婦の共疲れ現象」が起きていると指摘している。調査から見えてきた、共働き夫婦の家事分担、7つのリアル事情を見てみよう。 1.家事分担の意識は広がっている。出典:パナソニック「以前より、夫婦や恋人・パートナーで家事分担すべきという意識が広がってきていると思う」。そう答えた人は、共働き世帯のうち7割だった。 家事を夫婦や家族で分担するのは当たり前だと考える人も、「そう思う」と「ややそう思う」を合わせると76%に