Published 2024/09/07 21:02 (JST) Updated 2024/09/07 22:03 (JST) 在日コリアンの監督が韓国人被爆者や元従軍慰安婦らの証言を記録した日韓合作のドキュメンタリー映画「よみがえる声」が2月のベルリン国際映画祭に選出された際、在ドイツ日本大使館が映画祭の運営責任者の事務所に作品の情報を問い合わせ、面会を求めていたことが7日、関係者への取材で分かった。 大使館が、上映会の内容や客層を外務省に報告していたことも情報公開請求で判明。日韓で歴史認識が対立する問題を扱う作品を巡り、在外公館が積極的に情報収集している実態が明らかになった。作り手を萎縮させ、表現の多様性を損ねる可能性がある。 映画祭関係者は「大使館は朝鮮半島の植民地時代に関する日本の見解を説明したいようだった」と証言。大使館は面会要求に関し「詳細なお答えは差し控えたい」としつつ「その
海賊行為は許されない。これは共通認識だと思う。 私自身、取材や実務を通じて、作品が生み出されるまで、膨大な労力と資金が注ぎ込まれているのを目の当たりにしてきた。これにタダ乗りする海賊サイトは、たとえ海外にサイトがあろうが、リーチサイトは違法性に問うのは難しかろうが、許すことはできない。 だが、今回のサイトブロッキングは、決定の過程と効果の両方に疑問が拭えない。 賛否分かれる「海賊版サイトブロッキング」、両者の言い分 - ITmedia ビジネスオンライン海賊版サイトブロッキング、被害額の推定根拠に疑義あり | 日経 xTECH(クロステック)ちばてつや氏の声明この疑念が決定的になったのは、知財本部・犯罪対策閣僚会議の座長を務める中村伊知哉氏のブログのこの一節だ。 本件は、事態を放置する責任と、ブロッキングを実行する責任(憲法問題や法的安定性)とが拮抗して下された決定と考えます。「現実の被害
きのう目に入って、読ませてもらった id:Vergil2010 さんの記事。興味深かったです。 vergil.hateblo.jp 読んでいて「おっと!?」と思うところがあって、そこを起点にするともう少し深掘りできそうだったので、ざっと調べてみました。考えてみた主なポイントは次になります。 どうして『子供の震災記』は国会図書館に2冊あるのか 「事実を改ざん」した「この国の権力」の正体とは、なんだったのか 以下、できるだけ簡潔に進めます。と思って書きましたが、謎が謎を呼んでけっきょく長くなりました。ご勘弁。最後に関連文献の紹介もしてあります。目次は以下 これ発禁本じゃん──国会図書館の蔵書検索結果の読み方 刊行の主体は東京高等師範学校附属小学校関係者 出版社からわかること 「検閲」はどのように行われていたのか 教員は何を考えたか 最後の謎 まとめ 参考文献 これ発禁本じゃん──国会図書館の蔵
<元CIA職員エドワード・スノーデンが、NSA(国家安全保障局)による大量監視の実態を暴露し、世界を震撼させた。この内部告発に踏み切る姿をリアルタイムで記録した貴重な映像が映画になった> 機密文書を入手したスノーデンは、米国法が及ばない香港に移動した 元CIA職員エドワード・スノーデンが、NSA(国家安全保障局)による大量監視の実態を暴露し、世界を震撼させたのは、2013年6月のことだった。アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞に輝いたローラ・ポイトラス監督の『シチズンフォー スノーデンの暴露』には、この29歳の若者が内部告発に踏み切る姿がリアルタイムで記録されている。それは間違いなく貴重な映像だが、この映画を観る前にジャーナリストのグレン・グリーンウォルドが書いた『暴露――スノーデンが私に託したファイル』を読んでおくと、その衝撃や意味がより深いものになる。 NSAの機密文書を入手したスノ
自衛隊の支援団体が出す機関紙「隊友」最新号(4月15日付、第732号)に載った記事を読んで、唖然とした。北大西洋条約機構(NATO)事務総長特別代表(女性、平和、安全保障担当)補佐官の肩書を持つ栗田千寿2等陸佐の連載コラムである。NATO本部(ブリュッセル)のオフィスに来訪したスリランカ人の法律家ラディカ・クマラスワミ氏との面談の模様を記しているのだが、そこには当然あるべき問題意識が微塵も感じられない。 ●歪曲報告筆者との「光栄な」昼食 栗田2等陸佐は次のように書いている。「彼女は、1996年に女性に対する暴力とその原因及び結果に関する国連の報告書(『クマラスワミ報告』)を担任したことで有名です。……私は、光栄なことにNATO特別代表とともにクマラスワミ氏と昼食に同席する機会を頂きました」。クマラスワミ報告といえば、吉田清治証言はじめ虚偽ないし歪曲誇張された伝聞資料に基づいて、慰安婦を日本
やってみる価値はあった。先日行われたバルセロナでのストラータ・カンファレンスにおいて、Hadoopの設立者ダグ・カッティングは新時代のビッグデータ倫理のための合意を取りつける場を設けた。 「この新しいデータ時代は、われわれにとってデータをどう用いるかが問われる時代でもあります」とカッティングは断言した。「今後10年に向けて、データの取り扱い方とその方針を定める時期に来ています」と。 カッティングはもちろん正しい。しかし彼は遅すぎたのもまた事実だ。Hadoopはオープンソースとして公開され、使用制限もなく、その命運は彼の手にはないのだ。 データプライバシーは最優先事項だが、われわれは別のことに必死なようだ。 政敵、共和党も監視ビッグデータの悪用はなにも政府に限った話ではない。しかしデータの取り扱いに懸念を生じさせたのは合衆国政府である。データの利用(悪用)の広がりを背景として、今後10年のビ
はてなブックマークでも、グーグル八分と同様な一方的な検閲が行われ、利用者の知る権利が侵害されているようです。 金井亮太のタグ検索結果 この金井亮太なる人物は、当サイトに対して過去の新聞記事の削除を求めて訴訟を起こしています(代理人は、法律事務所アルシエンの清水陽平弁護士)。 しかし、金井亮太なる人物は、代表取締役を勤める会社において「2ちゃんねるの誹謗中傷削除」をうたう非弁行為を行ったり(弁護士会の非弁取締委員会に通報済み)、mixi の「足あとスパム」を組織的に行い宣伝活動を行うなど、悪質な営業活動を行っている人物です(ちなみに、代理人の清水陽平弁護士に「非弁活動の事実を知っているのか?」と尋ねたところ、「サイトの申し込みフォームで来たので引き受けましたが、簡単な調査だけで、そこまで調べてないので、知りません」とのことでした)。 参考リンク: 業者排除の為に・・・ また、2ちゃんねるなど
日本にもファンの多い、イギリスBBC製作のドラマ「SHERLOCK」(以下、「シャーロック」)の最新シリーズを、中国にいるわたしは一足先に堪能させてもらった。中国では、2年間ファンを待たせ続けたプレミア放送が本国イギリスで始まった2時間後に、BBC提供の中国語字幕付きが動画サイト「優酷 YouKu」で配信されたのだ。朝7時という時間にもかかわらず、配信から24時間のうちになんと500万回も視聴されたという。 香港紙『サウスチャイナ・モーニングポスト』は、「優酷」はその配信権の取得に1億人民元(約17億円)以上をかけたと伝えている。とはいえ、他のメディアは一切伝えていないので確証はない。ただキャメロン首相は一昨年にダライ・ラマと会談して中国にずっと無視され続けた後初めての訪中だったため、超低姿勢を貫き通し、英メディアには「土下座外交」とまで揶揄された。ネットで一度はファンからの要請をやんわり
米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で行われた、政府による監視に対する抗議デモで、米中央情報局(CIA)のエドワード・スノーデン(Edward Snowden)元職員を支持するプラカードを掲げたデモ参加者(2013年10月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/Mandel NGAN 【12月16日 AFP】米国家安全保障局(National Security Agency、NSA)の監視プログラムを暴露して米当局に訴追された米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者(30)による数々の暴露は、2013年の世界に衝撃を与えた。米当局が行っていた世界的なスパイ行為を暴き、監視国家に対する恐怖を呼び起こした。 現在、ロシアに一時亡命中のスノーデン容疑者だが、同国に受け入れられるまでは、まるでスパイ小説さながらの、世界を舞台にした追
米首都ワシントン(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)で記者会見するバラク・オバマ(Barack Obama)大統領(左)と、鏡に映ったホワイトハウス専属カメラマンのピート・ソウザ(Pete Souza)氏(右、2013年12月2日撮影)。(c)AFP/Brendan SMIALOWSKI 【12月17日 AFP】米国のバラク・オバマ(Barack Obama)政権が歴代政権よりも報道活動を統制し、作家ジョージ・オーウェル(George Orwell)の小説「1984年(Nineteen Eighty-Four)」に登場する全体主義国家のような情報操作活動を行っているという批判が、報道関係者から上がっている。 ジャーナリストらは、ホワイトハウス報道官室がプロパガンダ的な写真を大量に発表し、編集の自由を妨害しているとして、この数か月間、オバマ政権への非難
やはり、これはもう自衛するしかない。 ここ1週間、アメリカを騒がせている米国家安全保障局(NSA)による個人情報収集問題に関するメディアと政府、そしてテクノロジー企業の動きを見て、そう決めた。 この問題は、NSAがアメリカの複数のテクノロジー企業の協力を得て、電子メール、チャット、ビデオ、写真、送信ファイル、保存データなどの個人情報を入手していたという問題だ。『プリズム』という名前の強力なシステムを走らせて、保存された情報と共に生のやり取りもまですべてが秘密裏に監視されていた。 協力した企業は、マイクロソフト、グーグル、ヤフー、フェイスブック、スカイプ、AOL、アップルなどで、各社は2007年から次々とこのプリズムに組み込まれてきたようだ。 現実にプリズムがどういうしくみになっていたのかは、まだ明らかではない。当初は、各社のサーバーにNSAが自在にアクセスできるようにも報じられたが、実際に
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