適応障害のセルフチェック 適応障害の診断には、アメリカ精神医学会の精神疾患の診断分類(DSM-5)が用いられています。このなかにあてはまるものがある場合には、精神科や心療内科を受診しましょう。適応障害は、ストレスの原因から早く離れることが重要です。そのためには早い時期に診断してもらうことが大切です。 ①ストレスを感じてから3カ月以内(ICD-10:世界保健機関の診断ガイドラインでは1カ月以内)に普通ではない精神症状やそれに伴う身体症状がみられた ②症状のせいで社会生活に支障をきたす ③うつ病をはじめとするさまざまな精神疾患の可能性がない ④肉親や親しい人を亡くしたときも似たような症状が起こるが、今の自分が強く感じているストレスは、死別によるものではない ⑤ストレスとなっていることが排除されたり、終わったりすると、6カ月以上症状が続くことはない 人によってストレス耐性が異なるため、ストレスの