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参議院選挙2025
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従業員を評価する上では、評価の基準や理由が明確であることがとても重要だ。しかし、それだけでは不十分だ。今年発表された興味深い研究結果をもとに、その理由を見ていこう。(山田進太郎D&I財団COO 石倉秀明) 評価制度を良くすれば 社員は頑張ってくれるのか? 会社員として働いている人であれば、何らかの「評価」を受けている人がほとんどではないかと思う。半期に1回の目標設定とそれに対する評価面談がある会社が多いかもしれないが、そうでなくとも、四半期ごとや年1回など会社のペースに合わせて評価を受けるのが一般的だ。 また、管理職もしくは会社役員の場合、評価をする立場の人もいるだろう。その時に、納得感の高い評価制度を作れば、従業員が頑張って働いたり、モチベーションが高い状態で頑張ってくれたりすると信じている人も少なくないはずだ。 「評価」には、不平や不満がつきまとう。同僚と比較して、「なんであの人は私よ
大改革中のパナソニック ホールディングスは7月30日、グループ再編の概要と一部事業会社のトップ人事を発表した。1万人のリストラに次ぐ改革の“二の矢”のはずだが、株式市場からは早くも「経営体制は大丈夫なのか」と施策を疑問視する声が上がっている。特集『パナソニック 正念場』の#8では、パナソニックグループの再編と「不可解な役員人事」の真意に迫る。(ダイヤモンド編集部 今枝翔太郎) 低収益の家電部門を大再編! SCMソフト社長は期中に“緊急降板” 経営改革中のパナソニック ホールディングス(HD)で、1万人の大リストラに続く具体策が明かされた。 持株会社であるパナソニックHDの傘下には、電池を生産・販売するパナソニック エナジーやサプライチェーン・マネジメント・ソフトウエア(SCMソフト)を手掛けるパナソニック コネクトなど複数の事業会社がぶら下がっている。そのうちの一つ、家電や空調などを扱うパ
東京は今、国際都市としての競争力をさらに高める大きな転換期にある。高層ビル群が林立するだけでは真の都市再生は実現しない。元総務大臣の竹中平蔵氏は、都市の魅力と機能を高め、持続的発展を実現するための戦略を示す。東京が目指すべき新たな都市像について解説する。※本稿は、竹中平蔵『日本経済に追い風が吹く』(幻冬舎新書)の一部を抜粋・編集したものです。 世界のどこにもないほど クレーンが建ち並ぶ東京 日本経済の追い風は、東京に吹いている。東京という経済拠点を、さらに強化するチャンスがあるということである。どういうことなのか説明しよう。 日本の人口は毎年約60万人のペースで減少している。一方で東京圏の人口は約10万人増えている。したがって他の地域は毎年50万人減っていることになる。「東京(圏)一極集中」といわれる現象である。 今、高層ビルの上から東京の街を眺めると、たくさんのクレーンが立ち並んでいるこ
先の参院選を契機に、移民政策が国民的議論に急浮上したことは歓迎すべき動きです。ですが、これを「選挙だけのトピック」で終わらせてはなりません。日本は今、孤高の島国からグローバル社会への立ち位置を再定義するかつてない岐路に立っています。人口減少が進み、移民小国であり続けることが現実的かどうか…この問いに明確なビジョンと持続可能な戦略で答えなければなりません。本稿では、日本人社会の文化的特性と数世紀もこの問題に取り組む欧州の状況を踏まえ、この日本の未来を左右するテーマについて、筆者の視点から考察します。(Nagata Global Partners代表パートナー、フランス国立東洋言語文化大学非常勤講師 永田公彦) 他の先進国とは異なり 日本は今でも移民小国 まず、先の参議員選における政治討論やメディア・SNSをつうじた議論では、移民・不法移民・難民・外国人投資家・インバウンド旅行者など、外国人を
「現金給付」や「消費税の減税」で私たちの生活は本当に良くなるのだろうか?財源確保には国債を発行せざるを得ないが、国債増発は金利上昇を招き、住宅ローンの金利上昇を招くだろう。中小企業の経営悪化、倒産の増加も心配だ。何より最大の影響を受けるのは、政府の利払い負担だ。利回りがその国の成長率を上回り始めると、雪だるま式に利払い費用が増えて財政赤字が急拡大することを絶対に忘れてはいけない。今の日本に本当に必要な政策とは、いったい何か。(多摩大学特別招聘教授 真壁昭夫) バラマキ政策へ突き進むのか わが国の将来を憂う 7月20日の参議院選挙で、自民・公明両党は過半数(125)の議席を維持できなかった。これにより、自公連立政権は衆議院に続き、参議院でも少数与党になった。 参院選の主な争点は、「物価高への対応策」だった。自民党は2万円の現金給付を主張し、野党は主に消費税率の引き下げ(減税)を主張した。与野
2025年も折り返し、トランプ関税や世界的な物価高、少子高齢化、移民問題といったニュースが次々と世間を騒がせる一方、新聞やテレビでは見えにくい“真のリスク”が見落とされています。そんななか、「ポジショントークなし」の冷静かつ分かりやすい経済解説をYouTubeで発信し、ビジネスパーソンを中心に人気を博しているのが、元機関投資家のモハP氏です。 「みんなが信じる情報に価値はない」「すべての情報を疑え」という彼の機関投資家思考は、「情報」が生成され続けるAI時代に必須のスキル。同氏初の著書『日本人だけが知らない世界経済の真実』の一部を抜粋・構成し、既存メディアが報じない世界の動きを解き明かします。 「人口は減ったほうがいい」 「少子化・人口減少」は長らく日本経済の問題と言われてきましたが、これは本当に問題なのでしょうか? 人口が減ることは本当に良くないことなのでしょうか? この問題は新聞やテレ
参議院議員選挙が終わり、主要政党はいずれも時給1500円以上の最低賃金を公約に掲げた。最低賃金の引き上げは、今や保守からリベラルまで、ほぼ全ての政治勢力に支持されている。石破政権も例外ではなく、2029年までに全国加重平均で時給1500円を目指す方針を示している。 現在の全国加重平均は1055円であり、目標を達成するには年率で約7.2%の引き上げが必要である。こうした急ピッチな引き上げについて、政権中枢は「日本の最低賃金は国際的に見てまだ低水準にある」として、雇用への悪影響は限定的とみているようだ。 こうした楽観的な見通しに対して、東京大学マーケットデザインセンターの研究者たちは警鐘を鳴らしている。彼らは、スポットジョブ紹介サイト「タイミー」から提供されたデータを用いて、最新の計量経済学的手法による推定を行った。 その結果、最低賃金が1%上昇すると、雇用が0.387%減少することが示された
広島電鉄は8月3日、広島駅から延びる路面電車の新路線「駅前大橋ルート」を開業した。これにより、移動時間やアクセスの利便性はどう変わるのか。そして、「100万都市」の広島が「路面電車のまち」であり続ける歴史的背景とは。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也) 「駅前大橋ルート」の開業で アクセス利便性が向上 広島電鉄軌道線(路面電車)は8月3日、「駅前大橋ルート」を開業した。JR広島駅ターミナルビルへの乗り入れで移動距離が60メートル短縮し、乗り換え時間は約1分短縮、ルート変更で線路が200メートル短縮し、所要時間は約4分短縮された。 広島駅〜紙屋町東間は旧ルートの2.1キロから、駅前大橋ルートは1.8キロとなり、所要時間は11分から7分に短縮。表定速度(停車時間を含めた平均速度)に換算すると時速11.4キロから時速16.3キロに向上した。これは距離短縮以上に、城北通りとの立体交差化が寄与している
記録的な高温に見舞われ、一時目盛りの最高点を表示したJR帯広駅前の温度計=7月24日、北海道帯広市 Photo:JIJI 猛暑、豪雨、豪雪――かつては「異常」とされた気象が、いまや毎年のように日本列島を襲っています。私たちはすでに「異常気象が普通になった時代」に突入しているのです。その背景には、地球温暖化を加速させる二酸化炭素の増加があります。このまま無関心でいれば、私たちの未来は“気候の地獄”に変わってしまうかもしれません。三重大学 大学院 生物資源学研究科 教授の立花義裕先生は、著書『異常気象の未来予測』の中で、日本が「世界一異常気象が発生する国」になってしまった現状を鋭く分析。四季が失われ、夏と冬だけの「二季の国」と化した日本の姿に、私たちはどう向き合うべきかを問いかけます。異常気象のメカニズムから未来予測、そして温暖化対策までを、多角的に解説した本書の一部をご紹介します。 日本は四
ルイ・ヴィトンのパリ本社に17年間勤務しPRトップをつとめ、「もっともパリジェンヌな日本人」と業界内外で称された藤原淳氏が、パリ生活で出会った多くのパリジェンヌの実例をもとに、パリジェンヌ流「最高の自分になるための神習慣」を提案したのが、著書『パリジェンヌはダイエットがお嫌い』。かつて痩せることに時間と労力を費やし、「痩せればいろいろなことを解決できる」と頑なに信じていた著者。しかし、多くのパリジェンヌと出会った今、その考えは根本から間違っていたと言います。パリジェンヌのように自身と向き合い、心身のバランスを整える習慣を日々実践することで、自分らしい美しさと自信を手に入れることができるのです。この記事では、本書より一部を抜粋、編集しパリジェンヌのように幾つになっても魅力的に生きる秘訣をお伝えします。 フランスでは“大人のおやつ”は非常識? 意外かもしれませんが、フランスでおやつを食べるのは
「この本のおかげで出世できた」「チームのパフォーマンスが上がった」 そんな感想が届いているのが、安藤広大氏の著書『リーダーの仮面』『数値化の鬼』『とにかく仕組み化』『パーフェクトな意思決定』シリーズ四部作だ。これまで4400社以上の導入実績があるマネジメント法「識学」をもとに、ビジネスの現場で「一生活躍し続けられる」メソッドや思考法を授ける本シリーズは、さまざまな業界から圧倒的な支持を集めている。今回は、全ビジネスパーソンに必須の「リーダーシップ」のあり方を指南する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健) 「戦略」より「思考の癖」 業績不振、離職増、現場疲弊……。 原因分析で市場や競合を語りがちですが、社内を分解すると、リーダーの思考バグが最大要因であることが少なくありません。 とくに「あほリーダー」の共通項は、感情や勘を優先し、数字や仕組みを後回しにすることです。 これを放置すると、どれだけ
プレゼン資料は、「読ませるもの」ではありません。“込み入った話”を言葉だけで伝えようとすると、どうしてもまどろっこしい表現になり、非常にわかりにくい説明になりがちです。そんな時に必要なのは、伝えるべき内容の「本質」を、直観的に理解できるように「図解化」する技術。プレゼン資料は「見せるもの」なのです。そこで、累計40万部を突破した『社内プレゼンの資料作成術』シリーズの著者で、ソフトバンク在籍時には孫正義社長に直接プレゼンをして「一発OK」を次々と勝ち取った実績を持つ前田鎌利さんと堀口友恵さんに、プレゼン資料を「図解化」する技術を伝授していただきます(本連載は『プレゼン資料の図解化大全』から抜粋・編集してお届けします)。 「循環=円」という無意識的なイメージ どうすれば、NGスライドをOKスライドにつくり直すことができるか? この記事では、それを実践したいと思います。最初にNGスライドをお見せ
Mrs.GREEN APPLEの3人。「MUSIC AWARDS JAPAN」で最優秀アーティスト賞を受賞(2025年5月22日) Photo:JIJI バンド「Mrs. GREEN APPLE」が7月26、27日に横浜の山下ふ頭で行った10周年記念の野外ライブが、騒音問題を引き起こしたとして話題になっている。会場から直線距離で約20キロメートル離れている蒲田などでも聞こえたというから相当である。(フリーライター 武藤弘樹) バンドとイベントの両運営から謝罪 ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」(以下、ミセス)の2日間の野外ライブが終わった翌日の7月28日に、所属事務所のユニバーサルミュージック公式サイトにて騒音に関するお詫びが、さらに翌日の29日にはイベント会社のSOGO TOKYO公式サイトでも同文のお詫びが掲載された。 要約すると、うるさくて申し訳なかった、法令等の音量基
ライター業の傍ら、スキマバイトでさまざまな職場で働いている筆者が仕事を通じて見えた悲喜こもごもをつづる本連載。今回は、映画館でスキマバイトしてみた。上映後の館内を掃除してみて気づいたこととは。(ライター みやーんZZ) 映画館でスキマバイト! 前回のリベンジを果たしたい…… 氷河期世代の40代おじさんである僕が去年、突如ハマったスキマバイト。今回は、とあるシネコンで働いた際のお話をご紹介します。 実は以前にも一度、別のシネコンでバイトをしたことがあるのですが、その時は小部屋に1人で放置され、4時間ぶっ続けで使用済みのポップコーントレーを拭き続けるという孤独な作業だったんです……。 そこでかなりキツい思いをしたので「いつか、ちゃんとした映画館の業務をしてみたい」という思いを抱いていたところ、別の系列のシネコンの案件を発見し「今度こそ」という思いで申し込みました。 今回のスキマバイトには僕と女
実行意図で誘惑に打ち勝つ 甘いものは食べないと決めていたのに、気づいたらチョコレートをほおばっていた……仕事をするためにパソコンを開いたのに、気づいたらネットサーフィンに時間を費やしていた……。 実行意図を唱えるだけで、ダイエットの成功確率が上がる ある心理学の実験で、参加者に、この1週間は高カロリーの食べ物(チョコレート、ピザ、フライドポテトなど)の摂取量を、普段の半分に減らすことを目標にしてほしいと依頼しました。 半分の参加者(実行意図グループ)には、「高カロリーの食べ物が頭に浮かんだら、その考えを無視する」というセリフを3回、自分に言い聞かせてもらいました。 1週間後、実行意図を形成しなかった参加者は、「高カロリーの食べ物の摂取量を半分に減らす」という目標を達成することはできませんでした。 一方、実行意図グループの参加者は、高カロリーの食べ物の摂取量を半分に減らすことに成功しました。
高学歴と低学歴の格差は、残酷なまでに広がっているようです。令和の学歴事情についてAIに尋ねると、「学歴の重要性は、弱まるどころか強化された」という冷徹な答えが返ってきました。大企業の採用では学歴フィルターがより重視され、一度入った所得階層から抜け出すのは困難。日本はまさに“学歴階級社会”です。しかし、日本の社会構造が変化する中で、学歴に関係なく収入が2000万円を超える“下剋上ルート”が生まれています。AIも気づかなかった“下剋上キャリア”をご紹介します。(百年コンサルティングチーフエコノミスト 鈴木貴博) 日本は「学歴階級社会」 AIの分析と経済評論家の解説 この令和の時代において「学歴」は重要なのでしょうか?AIに訊いてみました。 時代が変わると前提は変わります。親がよく戸惑うことは、30年前の自分たちのときの経験と、子育てをする現在の間で、時代の前提がどう変わったのかです。「学歴」に
AIが「使えるかどうか」は、人間側の「使い方」で決まります。 そう語るのは、グーグル、マイクロソフト、NTTドコモ、富士通、KDDIなどを含む600社以上、のべ2万人以上に思考・発想の研修をしてきた石井力重氏だ。そのノウハウをAIで誰でも実践できる方法をまとめた書籍『AIを使って考えるための全技術』が発売。全680ページ、2700円のいわゆる“鈍器本”ながら、「めちゃくちゃ充実している!」「値段の100倍の価値はある」との声もあり話題になっている。思考・発想のベストセラー『考具』著者の加藤昌治氏も全面監修として協力し、「これを使えば誰でも“考える”ことの天才になれる」と太鼓判を押した同書から、AIの便利な使い方を紹介しよう。 AIを使って「仕事の計画」を立てる方法とは? 「AIが出してくる答えって、正直微妙だよね」 「なんか“違う”よね…」 そんな声を聞きますが、それは「聞き方」が悪いだけ
「こんな資料収集、聞いたことない」フランスで噂になった“買物戦闘” 正気じゃないけれど……奥深い文豪たちの生き様。42人の文豪が教えてくれる“究極の人間論”。芥川龍之介、夏目漱石、太宰治、川端康成、三島由紀夫、与謝野晶子……誰もが知る文豪だけど、その作品を教科書以外で読んだことがある人は、意外と少ないかもしれない。「あ、夏目漱石ね」なんて、読んだことがあるふりをしながらも、実は読んだことがないし、ざっくりとしたあらすじさえ語れない。そんな人に向けて、文芸評論に人生を捧げてきた「文豪」のスペシャリストが贈る、文学が一気に身近になる書『ビジネスエリートのための 教養としての文豪』(ダイヤモンド社)。【性】【病気】【お金】【酒】【戦争】【死】をテーマに、文豪たちの知られざる“驚きの素顔”がわかる。文豪42人のヘンで、エロくて、ダメだから、奥深い“やたら刺激的な生き様”を一挙公開! 大佛次郎(おさ
【移民問題の落とし穴】ドイツ社会が壊れた理由、日本も無関係ではない 「経済とは、土地と資源の奪い合いである」 ロシアによるウクライナ侵攻、台湾有事、そしてトランプ大統領再選。激動する世界情勢を生き抜くヒントは「地理」にあります。地理とは、地形や気候といった自然環境を学ぶだけの学問ではありません。農業や工業、貿易、流通、人口、宗教、言語にいたるまで、現代世界の「ありとあらゆる分野」を学ぶ学問なのです。 本連載は、「地理」というレンズを通して、世界の「今」と「未来」を解説するものです。経済ニュースや国際情勢の理解が深まり、現代社会を読み解く基礎教養も身につきます。著者は代々木ゼミナールの地理講師の宮路秀作氏。「東大地理」「共通テスト地理探究」など、代ゼミで開講されるすべての地理講座を担当する「代ゼミの地理の顔」。近刊『経済は地理から学べ!【全面改訂版】』の著者でもある。 ドイツの移民問題とは?
彼らの主張によればまず「醜く奇妙な生き物」というのは“マスゴミ”や反日勢力が北村弁護士を潰すために仕掛けている「言いがかり」だそうだ。 後に北村氏本人も説明しているが、この「醜い」というのは党内から辞任せよという声が上がっているのに、首相の座に居座り続ける石破首相の「内面」のことだという。政治家としてなんの問題もない論評をしただけなのに、「一線を超えた」とか「度を超えた誹謗中傷」などと大騒ぎをして叩くというのは、「反日左翼勢力」が北村氏を「脅威」と捉えて、よってたかって潰そうとしているというのである。 また、「間違いなく工作員」も同様だ。「女性自身」(光文社)で、この言葉の真意を問われた北村氏は石破首相が「左派活動家」であると断言。自らの意思なのか、誰かの命令なのかまではわからないが、自民党内部に潜り込んで崩壊させて、左派政党に変えるために様々な工作活動をしていると主張。これに対しても「何
7月31日は土用の丑の日。すき家、吉野家、宇奈とと、そして急成長中の「鰻の成瀬」まで、各社のうなぎメニューを徹底比較してみました。うなぎメニューの価格や量、気になる産地や安全性など、比較したい点は多いはず。しかし、それらより重要な指標が他にあるのです。それは、うなぎの「品種」です。各社に扱う品種を聞きました。ただ一社のみ「アメリカウナギ」ではなく、「ニホンウナギ」を使用していました。今年の夏、後悔しない最高の一杯を見つけるために知っておきたい「うなぎ選びの新常識」をご紹介します。(百年コンサルティングチーフエコノミスト 鈴木貴博) メニューを見れば一発でわかる すき家と吉野家の「戦略の違い」 すき家の店頭で石原さとみさんがおいしそうにうなぎを頬張るポスターが貼られる季節が今年もやってきました。毎年掲載されるこのポスター、飲食店のポスターとしては出色の出来で、とにかく鰻が食べたくなる効果があ
もし会社が大規模なサイバー攻撃を受けたら……ECの物流代行サービスを主力とする倉庫会社を襲った悲劇と再生を、社長の言葉で振り返る。業務の早期再開だけでなく、顧客に対する補償も課題になる中、何を考え、どのように決断したのか。リアルな体験を語ってもらった。(カーゴニュース編集部) 突然の攻撃に「世界が真っ暗」 アナログ作業で対応 関通(本社:兵庫県尼崎市)は2024年9月、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)による大規模なサイバー攻撃の被害を受けた。サーバーのロックにより全拠点で入出庫業務が停止。初めての経験で対応に苦慮する中、業務の早期再開や顧客の信頼獲得などに奔走し、経営層と社員が一丸となって被害を乗り越えた。同社は今回の経験を、強い企業として成長するためのステップと捉え、再発防止に向けた業務改革や他企業へのノウハウ提供を進めていく。 「最初は何が起きたのかわからず、どうしてうちなんだと
ダイバーシティ&インクルージョンメディア「オリイジン」編集人・編集長 企業経営者&人事担当者向けオンラインメディア「HRオンライン」編集長 経歴(LinkedInへのリンク) HRオンライン 「HRオンライン」は、ダイヤモンド社・HRソリューション事業室(人材開発編集部)が運営するメディアであり、この連載カテゴリーにインデックスされている記事は、そのメディアが保有するコンテンツの一部です。コンテンツは、企業経営層や人事担当者、バックヤード(総務・CSR)従事者を対象に、常に高価値なものであることを目指しています。 「HRオンライン」は、一媒体(メディア)として、人事担当者の思い・考え・悩みに寄り添いながら、然るべき情報発信を通じて、就労者と就職希望者一人ひとりの「喜び創成」の一翼を担い、自他企業の営利活動、および、社会全体の発展に寄与していくことを使命とします。(HRオンライン憲章より)
長年、不動産関連の取材を行ってきたジャーナリストの原信昌氏によると、「築50年超でも、月1万円あればリセール価格は落ちていない」という。取材で明らかにしたマンション大規模修繕工事費の適正価格(工事項目別)と、マンション管理費を適正化させるポイントを図版で詳しく解説する。(ジャーナリスト 原 信昌) なりすまし事件は部外者だったが 管理会社は合法的に受注誘導している 「金の匂いしか、せえへんな」――。これは、不動産詐欺をテーマにした大ヒットドラマ「地面師たち」でのセリフだ。 千葉や神奈川で工事会社関係者がマンション住民になりすまし、大規模修繕の工事会社選定を巡り、管理組合内で受注誘導をしていた事件が発覚。3月には、30社以上の工事会社が、談合疑惑により、公正取引委員会の検査を受けるなど、マンションの巨額工事を巡る不適切事案が発生している。 ある業界OBが言う。 「マンション管理でお金がかかる
読者の反響が大きかった記事を再配信します。(記事初出時の公開日:2023年5月17日) 徳川家康が開いてから約260年間続いた江戸。その江戸の幕末期、徳川家に忠義を尽くすため自ら「脱藩」し、東北各地を転戦して新政府軍と戦った―そんな「最後の殿様」がいたことをご存じだろうか。そこで今回は『日本史を変えた「最後の○○」』(青春出版社刊)から太平洋戦争直前まで生きた最後の殿様の波乱の人生について抜粋して紹介する。 娘と二人、アパートで静かに暮らす 太平洋戦争開戦の年となった昭和16年(1941年)の1月22日、現在のJR山手線・目白駅から歩いて数分の距離にある東京都豊島区高田のアパートの一室で、一人の老人が静かに亡くなった。享年94と長寿だった。 その老人こそ、当時、「生存する最後の大名」と呼ばれた林忠崇(ただたか)であった。近所では、そのアパートに娘と二人、つましく暮らす老人がいることは知られ
「あなたは人生というゲームのルールを知っていますか?」――そう語るのは、人気著者の山口周さん。20年以上コンサルティング業界に身を置き、そこで企業に対して使ってきた経営戦略を、意識的に自身の人生にも応用してきました。その内容をまとめたのが、『人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20』。「仕事ばかりでプライベートが悲惨な状態…」「40代で中年の危機にぶつかった…」「自分には欠点だらけで自分に自信が持てない…」こうした人生のさまざまな問題に「経営学」で合理的に答えを出す、まったく新しい生き方の本です。この記事では、本書より一部を抜粋・編集します。 「楽しむ人」にはかなわない 孔子に「これを知るものはこれを好むものに如かず。これを好むものはこれを楽しむものに如かず」という言葉があります。「あることを知っているだけの人は、それを好んでいる人には勝てない。しかしそれを
AIをうまく使えば、人生から「悩む時間」を消すことができます。 そう語るのは、グーグル、マイクロソフト、NTTドコモ、富士通、KDDIなどを含む600社以上、のべ2万人以上に思考・発想の研修をしてきた石井力重氏だ。そのノウハウをAIで誰でも実践できる方法をまとめた書籍『AIを使って考えるための全技術』が発売。全680ページ、2700円のいわゆる“鈍器本”ながら、「めちゃくちゃ充実している!」「値段の100倍の価値はある」との声もあり話題になっている。思考・発想のベストセラー『考具』著者の加藤昌治氏も全面監修として協力し、「これを使えば誰でも“考える”ことの天才になれる」と太鼓判を押した同書から、AIの便利な使い方を紹介しよう。 「未来から逆算する」という考え方 「バックキャスティング」という考え方があります。ワード自体にはある程度聞き馴染みがあるのではないでしょうか。 まず10年後や20年
マンションの資産価値を上げるため やらない方がいいこと 「タワマン」と「廃墟化」はそれぞれ人目を引きやすいのだろう。これらの合成語はなおさらなのだろう。しかし、「タワマン廃墟化」の話に信ぴょう性はあるのだろうか? まず、「タワマン廃墟化」の根拠として、修繕積立金不足が挙げられているようだが、それは深刻な問題といえるのだろうか? だいたい、大規模修繕の金額のかかる工事は竣工から築12年、15年周期で計画されている。たとえこの時期に行ったとしても、マンションの資産価値が変化した事例を私は知らない。 もしそうなら、築13年、16年はその1年前より価格が上がってしかるべきであるが、そんな事例は実は存在しない。実際、次に買う人が大規模修繕履歴と積立金不足などをほぼチェックしないからだ。 だからこそ、資産価値を上げたいなら、なるべく大規模修繕はやらないのがいいと私は常々言っている。時期を極力先延ばしに
日本ではいまだに学歴フィルターが根強く残っているものの、ビジネスの現場において「実際に仕事がデキるかどうかは別問題」であることを実感することも多い。それでもなぜ人は、学歴にこだわってしまうのだろうか。組織開発の専門家が企業と労働者のジレンマを解説する。※本稿は、勅使川原真衣『学歴社会は誰のため』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。 学歴よりも成功を左右する 「能力」がいくつもあるらしい 学歴ではない成功のカギはこれさ、と言われがちなもの。いろいろと頭には浮かんでいるのではないでしょうか。私で言えば、本田宗一郎氏の言葉にあった「愛」や「協力」「徳」もそうですし、昨今流行した書籍を見ても「成功」のカギ言説の話が浮かんできます。 「多動力」 「1%の努力」 「聞く力」 「美意識」 「リーダーシップ」 「エッセンシャル思考」 「1分で話せ」 ……と、各界の著名人が成功の秘訣をおおよそ自
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